ようこそ!「夜明け前」へ
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哺乳類の角の多くは骨が変化したものです。角をもつ哺乳類は主に草食動物で偶蹄目ではシカ科・ウシ科・プロングホーン科・キリン科、奇蹄目ではサイ科が角を持っています。角は敵に対する武器として、また縄張りや繁殖時の争いに使われます。
サイは特徴的な大きて立派な角を持っていますがサイの角は骨が変化したものではありません。ですからサイの角の主成分は骨を構成するカルシウムではなく、細胞骨格を構成するタンパク質であるケラチンです。ケラチンはヒトの頭髪や爪、動物の角・蹄・くちばしなどの主成分です。
つまりサイの角は骨質ではなく毛が束になって固まった「中実角」と呼ばれるものです。ですからサイの角は髪の毛と同様に伸びます。そのためサイは硬いものに角を擦り付けて伸びた部分を削ぎ落とす習性をもっています。また角は折れても何ごともなかったように生えてきます。
「中実角」は骨ではないため化石としては残りませんが、角が生える部分の骨が特徴的なため角をもっていた動物かどうか判断することができます。
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陸地から水面に移動する水陸両用ホバースクーター。最近ありがちな映像です。
ドローン技術を利用した最新式ホバースクーターと思ったら、なんと1960年代に開発されたものです。先頭の大きなファンで空気を吸い込んで下部から吐き出しているのではないかと思います。一部を後方に吐き出せば推進することができます。
The Hover Scooter - Barmy 1960s Vehicle
「確信犯」と言えば「結果がそうなるとわかっていながら行う行為」や「悪いと理解していて悪事を働くこと」を意味すると思っている人が多いと思います。ところが「確信犯」の本当の意味は異なるようです。「確信犯」はいったい何を確信しているのでしょうか。
「確信犯」という概念の提唱したのはドイツの刑法学者のグスタフ・ラートブルフ(1878年 - 1949年)です。ラートブルフは「確信犯」を法律用語として「自分が行うことは良心に照らし合わせて正しく社会や政府の命令、議会の立法こそが間違っていると信じて行う犯罪」と定義しています。
ですから法律用語としての「確信犯」は自分が正しいと考えて法を犯すことで、悪いと理解していて悪事を働くとは正反対の意味なのです。
つまり「確信犯」は自分の考えが正しいと確信しているのです。
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鉄人28号は1956年に光文社の月刊誌「少年」で連載が始まった横山光輝先生の漫画です。漫画を原作としてラジオドラマ、テレビドラマ、テレビアニメ、特撮映画など数多くの作品が制作されました。
鉄人28号は第二次世界大戦の終わりに日本陸軍が秘密兵器として開発したリモコンで動く巨大ロボットです。リモコンの所有者によって善にも悪にもなり、鉄人28号をめぐって少年探偵と悪の集団との戦いを描いた物語です。
鉄人28号のデザインは米軍のB-29爆撃機とフランケンシュタインをイメージしてデザインされました。鉄人28号は悪のロボットとして少年探偵たちの前に現れ戦いの末に溶鉱炉に落ちて破壊される予定でしたが、連載開始と同時に大人気となり鉄人を正義の味方にすることになりました。そこで悪事を働いた鉄人は27号だったことになり、新たに鉄人28号が登場し金田正太郎少年にリモコンで制御されることになりました。
鉄人28号は1959年にラジオドラマが放送され、その後、実写版テレビドラマが制作されることになり、1960年2月1日に日立製作所の提供で日本テレビ系列で放送が開始されました。しかしながら鉄人28号の実写版テレビドラマは第13話で終了したため、鉄人の登場や少年探偵と悪の集団との戦いのところまでしか放送されず、鉄人28号のリモコンが正太郎少年の手に渡る前に終わってしまったのです。
鉄人28号はその後の巨大ロボットの特撮作品に大きな影響を与えた作品であることは言うまでもありません。
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自分の住んでいる地域ではNTTのフレッツADSLサービスが本日2023年1月31日をもって終了します。フレッツADSLは1999年12月から試験運用が始まり、サービスの提供が正式に開始したのは2000年12月末です。
フレッツADSL以前はインターネットの利用はモデムを使っていました。使用していたモデムの通信速度は14.4 kbps、38.4 kbs、56Kbpsです。当時のコンテンツはそれほど容量が大きくなかったのでモデムでもそこそこ利用できていましたが、すぐにフレッツADSLを申し込みました。サービス開始時の通信速度はベストエフォートで下り1.5 Mbps しかなく実際の接続速度も0.8 Mbpsぐらいでしたがモデム接続とは比べものにならないほどの速さでした。自宅の接続環境は大幅に改善し、Webサイトのアクセスや検索が自由に使えるようになりました。しばらくして、8 Mbpsの接続サービスに切り替えました。下りは4.5 Mbpsぐらい出るようになりました。
自分の利用環境ではフレッツADSLの8 Mbpsで十分で、光回線への切り替えも行わずに使い始めました。2011年の東日本大震災の頃には輪番停電のため3Gのモバイルルーターも使っていましたが2年ほどで解約しました。
フレッツADSLの終了がアナウンスされてから光回線への乗り換えの勧誘電話がよくかかってくるようになりました。最初は固定回線にかかってきていましたが、やがてスマホの番号にもかかるようになり閉口しました。勧誘する側はなぜ光回線に切り替えないのか不思議だったようですが無線回線の時代になると考えていたのです。
20年以上利用したフレッツADSLは本日をもって終了です。自宅のインターネット接続環境は無線モバイルルーターとなります。自宅での利用時はモバイルルーターにクレードルをつけてそこからLANケーブルで現在利用中の無線ルーターに接続します。これによってネットワーク機器の設定を変更しなくて済みます。
モバイルルーターの月額料金は5,000円ぐらいですが、フレッツADSLの契約終了、プロバイダの契約終了、スマホとモバイルルーターのセット割引などを考えると月々の費用は安くなりそうです。
この20年間でADSLのモデムが壊れたこともなく特段の問題も発生しませんでした。フレッツADSLサービスを20年間利用できたこと、NTTおよびプロバイダの関係者の方々に感謝します。
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