カテゴリー「理科教育」の14件の記事

2009年12月20日 (日)

虚数の情緒―中学生からの全方位独学法

虚数の情緒―中学生からの全方位独学法

吉田 武 (著)

高価(4,515円)な本ですが、手にすると必ず納得して、これは良書を買ったとちょっと得した気分になると思います。

副題に「中学生からの」とありますが、内容的には中学生にはちょっと難しいと思います。しかし、そのことを否定的にとらることはやめて、「できるだけわかりやすく解説している」ととらえると納得できます。

目次や次の説明を見るとわかると思いますが、虚数について、全方位的な事象を例に解説した本です。もちろん、この本から学べることは虚数だけにとどまりません。

1000ページもありますが、毎日少しずつ読み進めていける本です。

目次に0章があるというのも面白いなと思いました。

商品の説明

Amazon.co.jp

「本書は人類文化の全体的把握を目指した科目分野に拘らない"独習書"である」("はしがき"より)。本書を一言で言い表すとしたらこれに尽きる。
  題名からすると、中学生以上に向けた数学解説書のように思われるが、実際はそんな生半可な本ではない。本書は「虚数」の概念を軸として人類文化全体を鳥瞰(ちょうかん)した、実に1000ページを超える大著である。いままで西洋人によって書かれた類書はいくつかあり、それらに触れるたびに西洋文化の重厚さに圧倒される思いをしてきた。本書はその西洋文化の華々しい成果を扱っているわけだが、根底に流れる思想からは強く日本文化の香りがする。その理由は著者が対象について深く理解し血肉とし、それを改めて自らの言葉で述べているからである。

  著者は文中で「新しい文化を取り入れるという事は、決して自らの文化への"接ぎ木"をすることではなく、それを深く理解し自らの血肉とすることである」と繰り返し強調しているが、本書はその実践の結果である。また、副題からもわかるとおり中高生の読者を意識しており、冒頭からかなりのページを割いて「学ぶとは、理解するとはどういう事か?」について説いている。

  筆者が深く理解することの重要性を意識して書いているため、円周率やネイピア数などを電卓で実際に計算するなど、自ら手を動かし、実感をもって深く理解できるように工夫されている。数学や物理の解説のほかに分子生物学から俳句、漢詩に至るまでの関連事項が豊富な上、研究者の横顔(あまり知られていない日本人科学者のエピソードも豊富)などが多く散りばめられており、読みものとしても十分に楽しめる。時間のあるときに電卓を傍らに置いてゆっくりと楽しみたい本である。(別役 匝)

内容(「BOOK」データベースより)

本書は人類文化の全体的把握を目指した科目分類に拘らない「独習書」である。歴史、文化、科学など多くの分野が、虚数を軸に悠然たる筆致で書かれている。また人生の「参考書」ともなるよう、様々な分野の天才達を縦横に配した。漢字、電卓の積極活用なども他に例の無い独特のものである。

単行本: 1001ページ
出版社: 東海大学出版会 (2000/03)
ISBN-10: 4486014855
ISBN-13: 978-4486014850
発売日: 2000/03
商品の寸法: 22.2 x 15.8 x 5.6 cm

目次

第I部 独りで考える為に
 0章 方法序説:学問の散歩道
  0.1 数学教育の問題点
    0.1.1 数学は積み重ねか
    0.1.2 数学は暗記科目か
    0.1.3 数学は役に立つか
  0.2 選択の自由と個性
    0.2.1 選択の自由とは何か
    0.2.2 個性とは何か
    0.2.3 生き甲斐とは何か
  0.3 子供とは如何なる存在か
    0.3.1 子供は無邪気か
    0.3.2 子供は自分をどう見ているか
    0.3.3 「民主主義」とは何か
  0.4 文明と文化と
    0.4.1 読書の意味
    0.4.2 時代の表記法:干支と元号
  0.5 「科学」と「技術」
    0.5.1 歴史小説と歴史年表
    0.5.2 狩猟民族としての科学者
    0.5.3 適性を見抜く
    0.5.4 高次のロマンを求めて
  0.6 物理と数学の関係
    0.6.1 数式と記号:なぜ数式を用いるのか
    0.6.2 推論の道具として
    0.6.3 帰納と演繹
    0.6.4 特殊から一般へ
  0.7 数学を敬遠するとどうなるか
    0.7.1 人を愉しませる文化
    0.7.2 無意味な区分け
    0.7.3 二分法を越えて
    0.7.4 マスコミの影響
    0.7.5 人文嫌いは何故生まれるか
    0.7.6 数学に挑む
  0.8 知性の誕生
    0.8.1 宇宙の誕生
    0.8.2 物質の誕生
    0.8.3 星の誕生
    0.8.4 太陽,地球,そして生命の誕生
    0.8.5 人類の誕生
    0.8.6 文化の誕生
    0.8.7 我々は如何なる存在か
  0.9 旅立ちの前に
    0.9.1 研究とは何か
    0.9.2 ものの見方
    0.9.3 過去の全人類の頭脳の集約として
    0.9.4 第一部の終りに
第II部 叩け電卓!掴め数学!
 1章 自然数:数の始まり
  1.1 すべては自然数から始まる
    1.1.1 素読の勧め
    1.1.2 計算の初め:九九
  1.2 計算の規則
  1.3 数の原子:素数
    1.3.1 素数と素因数分解
    1.3.2 エラトステネスの篩
  1.4 約数と倍数
    1.4.1 原子論
    1.4.2 数の原子論
  1.5 奇数と偶数 
  1.6 空きの記号「0」
    1.6.1 記数法:10進法
    1.6.2 指数法則
    1.6.3 記数法:60進法
 2章 整数:符号を持つ数
  2.1 数としての「0」
  2.2 自然数から整数へ
    2.2.1 整数の持つ方向性
    2.2.2 指数法則:整数の場合 
    2.2.3 整数の濃度
  2.3 暗算の秘術
    2.3.1 法則を探る
    2.3.2 式の展開と因数分解
  2.4 パスカルの三角形
  2.5 基本的な図形の持つ性質
    2.5.1 太陽光線と同位角
    2.5.2 三角形の内角の和
    2.5.3 地球を測った男
    2.5.4 図形の等式:合同とは何か
    2.5.5 図形の拡大と縮小:相似とは何か
  2.6 三平方の定理
    2.6.1 ピタゴラス数
    2.6.2 プリンプトン?322
  2.7 フェルマー・ワイルスの定理
 3章 有理数:比で表せる数
  3.1 分数の加減乗除
    3.1.1 足し算・引き算
    3.1.2 掛け算・割り算
  3.2 電卓のエラー表示
  3.3 小数の種類
    3.3.1 有限小数と無限小数
    3.3.2 循環小数の「新しい表現」
  3.4 小数の表し方
    3.4.1 10進数の指数表記法
    3.4.2 2進数とエジプトの数学
    3.4.3 2進小数
  3.5 電卓の誤差
  3.6 小数と分数:相互の変換
  3.7 計算の精度
  3.8 バビロニアン・テーブルの秘密
  3.9 有理数の濃度
 4章 無理数:比で表せない数
  4.1 帰謬法の考え方
  4.2 無理数と小数の関係
  4.3 ギリシャの思想と無理数
    4.3.1 タレス
    4.3.2 ピタゴラス
    4.3.3 もう一つの粘土板
    4.3.4 プラトン
    4.3.5 洞窟の比喩とイデア論
  4.4 平方根の大きさを見積る
  4.5 無理数の居場所
  4.6 無理数と有理数の関係
    4.6.1 指数法則:有理数の場合
    4.6.2 無理数を近似する有理数
    4.6.3 指数法則:無理数の場合
  4.7 数を聴く・音を数える
    4.7.1 ピタゴラス音律
    4.7.2 純正調音律
    4.7.3 十二平均律
  4.8 無理数の「循環する表現」
 5章 実数:連続な数
  5.1 実数の連続性
    5.1.1 繰り返し計算の行き着く先
    5.1.2 数の減り方
  5.2 実数の濃度
  5.3 数と方程式
    5.3.1 式に関する用語
    5.3.2 一次方程式の解法
    5.3.3 方程式と関数
  5.4 座標と関数のグラフ
    5.4.1 グラフと座標
    5.4.2 一次関数のグラフ
    5.4.3 連立方程式とグラフ
    5.4.4 座標の変換
  5.5 等号の意味と怪しい用法
    5.5.1 等号の用法
    5.5.2 英文法と等号
  5.6 実数の濃度と平面の濃度
 6章 実数:拡張を持つ数
  6.1 二次方程式
    6.1.1 根の公式
    6.1.2 誤差と相対誤差
  6.2 円周率を求める
    6.2.1 三平方の定理と漸化式
    6.2.2 桁落ちを避ける
    6.2.3 角度と弧度
  6.3 二次方程式と二次関数
    6.3.1 二次関数の最大値と最小値
    6.3.2 接線の傾きと極値
    6.3.3 関数の連鎖
    6.3.4 等積変形から反比例へ
  6.4 平方根を四則から求める
  6.5 美の論理と自然の神秘
    6.5.1 複写用紙の幾何学
    6.5.2 黄金分割
    6.5.3 見事な,余りにも見事な
    6.5.4 フィボナッチの数列
    6.5.5 黄金数とフィボナッチ数の精妙な関係
  6.6 天才・アルキメデスの剛腕
    6.6.1 不世出の天才の業績
    6.6.2 取り尽くし法
    6.6.3 二段階帰謬法
 7章 虚数:想像された数
  7.1 虚数の誕生
  7.2 数の多角形
    7.2.1 1のn乗根
    7.2.2 ガウスの素数
    7.2.3 アイゼンシュタインの素数
  7.3 二次方程式と確率
    7.3.1 サイコロの確率
    7.3.2 虚根の確率
  7.4 誕生日と確率
    7.4.1 鳩の巣論法
    7.4.2 誕生日と鳩の巣
  7.5 階乗と「いろは歌」
  7.6 虚数の情緒
    7.6.1 数学と感情
    7.6.2 虚数への旅路を振り返る
    7.6.3 原子と光の物理学:万物は虚数である
    7.6.4 時空の物理学:世界は虚数である
    7.6.5 我々は虚数である
 8章 指数の広がり
  8.1 指数法則の復習
  8.2 指数関数
  8.3 指数関数の近似とネイピア数
    8.3.1 指数関数を近似する
    8.3.2 新しい定数
    8.3.3 近似式の威力
  8.4 近似の程度を高める
  8.5 指数関数の連鎖
  8.6 指数関数の逆の関係
    8.6.1 指数法則の裏返し
    8.6.2 手動計算機を作ろう
 9章 虚実の挟間:全数学の合流点
  9.1 虚々実々なる関係
    9.1.1 eの虚数乗を求める
    9.1.2 虚数単位を指数で表す
    9.1.3 周期性を探る
    9.1.4 虚数の虚数乗を求める
  9.2 幾何学との関係
  9.3 三角関数 
  9.4 オイラーの公式
  9.5 オイラーの公式の応用
    9.5.1 指数法則の利用:加法定理の導出
    9.5.2 三角関数の連鎖
  9.6 三角関数の値の新しい系列
    9.6.1 1のn乗根の利用
    9.6.2 正多角形の利用
  9.7 粘土板は古代の電卓か
  9.8 何故「年代」が判るのか
    9.8.1 ミクロとマクロを繋ぐもの
    9.8.2 放射性同位体と半減期
  9.9 一つの旅を終えて
第III部 振子の科学
 10章 物理学の出発点:力学
  10.1 問題設定と実験の準備
    10.1.1 ゴジラの悩み
    10.1.2 振子を作る
  10.2 基本的な事柄
    10.2.1 「静止」を考える:作用・反作用の法則
    10.2.2 掌の上のボール:重さと質量
    10.2.3 振子の台を動かすと
    10.2.4 斜面の実験と慣性
  10.3 運動に関する用語
  10.4 ガリレイの探究
    10.4.1 斜面から落下へ
    10.4.2 重力加速度を測る
    10.4.3 落下の法則
    10.4.4 水準器と加速度計
    10.4.5 大自然の制約
  10.5 ニュートン力学
    10.5.1 微積分の発見
    10.5.2 ニュートンの三法則
  10.6 重さと質量とバネ秤
  10.7 運動量の保存法則
    10.7.1 空間の一様性
    10.7.2 ロケットの推進原理
  10.8 回転運動の基礎
    10.8.1 重力の中心:バットの重心を求める
    10.8.2 回転の基礎方程式
    10.8.3 「梃子」と「天秤」
  10.9 エネルギーとは何か
    10.9.1 仕事とエネルギー
    10.9.2 力学的エネルギーの保存
  10.10 温度と分子の運動
    10.10.1 経験的温度目盛
    10.10.2 気体分子運動論
  10.11 相対論と三平方の定理
    10.11.1 「運動」を見る二つの立場
    10.11.2 動く座標の考え方
  10.12 運動量保存則の応用:体育との関係
    10.12.1 野球:打撃用語の確立
    10.12.2 「壁」を調べる
    10.12.3 反射の法則:ビリヤード
    10.12.4 反射の法則:打撃への応用
    10.12.5 回転の中に隠された直線運動
  10.13 音による打撃の解析
    10.13.1 「素振りの音」の物理学:順問題の解析
    10.13.2 「素振りの音」の物理学:逆問題の解析
 11章 重力と振子の饗宴
  11.1 調和振動子
    11.1.1 理想の振子
    11.1.2 調和振動子とその解
    11.1.3 線型方程式と数ベクトル
    11.1.4 曲芸的計算
    11.1.5 解を調べる
    11.1.6 古典力学の因果律
  11.2 実際の振子の運動
    11.2.1 振子を動かす力
    11.2.2 運動方程式と振子の周期
    11.2.3 振子による動力加速度の測定
    11.2.4 サイクロイド振子と橋渡し振子
  11.3 振子の応用
    11.3.1 身体の中の「振子」
    11.3.2 現実の振子
    11.3.3 バットの振り心地
  11.4 最短時間バット軌道
  11.5 急がば回れ:トライアスロンと屈折率
  11.6 様々な振子
    11.6.1 遅い振子:やじろべえ,逆さ振子
    11.6.2 速い振子:二本吊り振子
    11.6.3 連成振子:ブラックバーン振子
    11.6.4 減衰振子:ドア・クローザーと糖尿病
    11.6.5 強制振子:共振現象
    11.6.6 音の足し算:フーリエ級数
  11.7 隠れた振子
    11.7.1 自励振動:はためく旗
    11.7.2 乗り物の自立安定性に就いて
    11.7.3 反撥係数と「送りバント」
    11.7.4 パラメータ励振:揺れるブランコ
  11.8 宇宙へ誘う振子
    11.8.1 ナイルの曲線
    11.8.2 フーコーの振子
 12章 波と粒子の狭間で
  12.1 波動方程式
    12.1.1 波とは何か
    12.1.2 波動方程式を求める
    12.1.3 弦の運動
  12.2 干渉と回折
    12.2.1 波の干渉
    12.2.2 波と複素ベクトル
    12.2.3 二つのスリット
    12.2.4 回折格子
    12.2.5 「一つのスリット」での回折
    12.2.6 ヤングの実験の解析
  12.3 光学と電磁気学と
    12.3.1 マックスウェル方程式
    12.3.2 光の歴史
    12.3.3 量子の革命
  12.4 量子力学の基礎
    12.4.1 文学部卒・ノーベル物理学賞受賞
    12.4.2 シュレーディンガー方程式の発見的導出
    12.4.3 基本粒子の世界
    12.4.4 不確定性原理
    12.4.5 交換関係
    12.4.6 波動関数とは何か
  12.5 電磁場の量子化
    12.5.1 量子力学に於ける振子
    12.5.2 演算子の計算
    12.5.3 場から粒子へ
  12.6 径路の魔術:量子電磁力学
    12.6.1 君は何処からやって来たのか
    12.6.2 光は何故その場所を知っているのか
    12.6.3 光は本当にすべての径路を通っているのか
    12.6.4 光は真っ直ぐ進まない
    12.6.5 踊る光子の不思議な絵
  12.7 場の量子論:そして「量子脳力学」へ
    12.7.1 場の量子論の誕生
    12.7.2 「場」と「真空」
    12.7.3 ボソンとフェルミオン
    12.7.4 「自発的対称性の破れ」とは何か
    12.7.5 南部・ゴールドストーン粒子
    12.7.6 脳の機能:記憶の物理理論
    12.7.7 量子脳力学
    12.7.8 「フェルミオン思考」から「ボソン思考」へ
    12.7.9 若きハムレット達に捧げる

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2009年11月26日 (木)

RikaTan 理科の探検 2009年12月号

RikaTan (理科の探検) 2009年 12月号 [雑誌]

RikaTan12月号が10月26日に発売されます。

今月の特集は「温泉の科学」です。温泉ブームに乗っているわけではありません。RikaTanが特集するとこうなるという手本です。読めばきっと行ってみたくなる温泉があります。

連載記事も興味深い記事が満載。
凸レンズが作る実像を説明する絵には木だとか矢印(↑)などの高さがあるものが書かれていています。木の先端から出る光路の交点で実像のできる位置がわかります。では光軸上に置かれた点光源の実像ができる位置はどのように作図したらいいのでしょうか?今月の「身近なもののしくみ」をお読みください。私は目からうろこでした。

特集 温泉の科学
そもそも「温泉」とは何だ?             左巻健男
これぞ名湯! 「温泉ソムリエ」お薦め温泉      森山 恵
温泉と健康                     飯島裕一
温泉はどのようにできる?              横山 光
RikaTan的 秘湯名湯案内
  北海道 幻の露天風呂を探検!?          さかさパンダ
  東 北 はしご湯で楽しむ 鳴子温泉郷      小川智久
  信 州 山歩きをして温泉を楽しもう
      八ヶ岳・北アルプス           中川亞紀子
  九 州 お薦めは離島の温泉
      屋久島と口永良部島      左巻健男・永留 貢
温泉町に住むということ ー那須温泉での生活例ー   福井 亘
温泉をめぐるハテナ
      ゲルマニウム温浴のゲルマニウムの効果は?
      岩盤浴は不潔?
      放射能泉の放射能は大丈夫?       左巻健男
入浴剤の開発 -ツムラライフサイエンス株式会社-  三品 節

好評連載
とっておきショット  母なる川に帰る        青野裕幸
【ものづくり】
幼児むけの「造形かがく遊び」の教室から レンズ遊び 立花愛子
私の実験ものづくり教室  ★光もの実験!★     久保利加子
家庭でできる実験・ものづくり 化石のレプリカ    岡田晃次
【自然に親しむ】
身近な草花 知られざる素顔
      「露玉」でおしゃれする草花たち     岩槻秀明
京都自然だより    我が家の庭           留岡 昇
変なイキモノ探索隊 「水の中の王様に謁見するのだ」の巻(後篇)
   里中遊歩(隊長)/日高トモキチ(副隊長)/イトケン(隊員)
【うんちく】
今月の誕生石   トルコ石             横山 光
リカ先生の10分サイエンス
      月の2つの顔を探る      田崎晴明/田崎真理子
身近なもののしくみ 屈折式望遠鏡のしくみ(1)    桑嶋 幹
デジタルでいこう♪ フリーで使える写真を探せ    池田圭一
居酒屋で生物学 鍋料理にはネギもかかせない     青野裕幸
大航海時代と野生動物の絶滅 クァッガの絶滅     今泉忠明
星空と宇宙  人類初、天体同士の衝突を見た!    艶島敬昭
【入試問題】
高校入試の実験問題 
観察・実験結果から考える高校入試    藤澤睦志
私立中学入試問題を楽しむ  地震を考える      玉野真路
【探訪】
ものづくりの現場のぞきたい! ★温度計★      稲山ますみ
工場見学に行こう! 間近で見られる職人の技!    伊藤憲人
全国科学系博物館おすすめ展示   海の博物館    河原 孝

編集長コラム                    左巻健男
RikaTan読書室                    稲山ますみ
RikaTan広場            まとめ久保利加子/齋藤弘一郎
12月号科学力クイズ         まとめ 小沼順子
2009年項目別総目次

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2009年11月25日 (水)

VOICE ニセ科学

VOICE ニセ科学

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2009年11月24日 (火)

amazonで「おもちゃ」「実験」で検索してみると

amazonで「おもちゃ」「実験」で検索してみると

amazonでちょっと色々なものを探していて気がついたのですが、「おもちゃ」のカテゴリーで「実験」と検索するとなかなか面白いものがたくさん出てきます。

検索結果はこんな感じです。

Photo

例えば、こんな感じのものがあったりします。

かんたん水晶鑑定セット

商品紹介
一見、同じに見える水晶玉とガラス玉。水晶とガラスを見分けるにはどうすればよいだろう?
水晶とガラスはそれぞれ、光の通し方が異なる。この性質を利用して鑑定できる偏光シートボックスを作る。

<セット内容>
水晶玉(本物):1個
ガラス玉:1個
水晶の結晶(本物):1個
偏光シート:1枚
透明なケース:1個
説明書:1枚 

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2009年3月31日 (火)

レンズの本

レンズの本というとたくさんありますが、専門書が多いのに対して入門書はそれほど多くありません。いきなり専門書から入ると数式ばかりで難しくて挫折してしまいます。

先日どんな本で勉強したら良いかと聞いてきた知人がいたのでこちらでも紹介しておきます。

レンズの本の一覧

レンズのことを勉強しようと思ったら、まず入門書はこの2冊が良いと思います。レンズの話ですから、重なる部分はたくさんありますが両方読んでおくと理解が深まります。

そして、これでだいたい理解できたら、おそらくこれらの本には掲載されていない数式の求め方などを知りたくなるはずです。

自分がなかなか良いなと思っているのは下記の本です。

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2009年2月13日 (金)

学研 3年生の科学 2月号

本屋さんで学研の3年生の科学 2月号を見つけました。付録は「にじ色 偏光スコープ」、なるほど偏光フィルタを通して、いろいろなものを観察するスコープのようです。プラスチックなどの歪みを観察することができます。面白そうなので買ってしまいました。

偏光フィルムが小さいのが2枚、大きいのが2枚ついてきます。それぞれの偏光シートを挟む枠がついているので、ちょっと便利です。小さい方の枠は円形で、ぐるぐる回すことができるようになっています。持ち歩くときも便利そうです。

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2009年1月31日 (土)

科学技術リテラシーとしての基本用語事典

科学技術振興機構(JST)の研究費で作られた「科学技術リテラシーとしての基本用語事典」というのがあります。科学技術リテラシーとしての基本用語事典で公開されています。近い将来、技術評論社から事典として販売される予定です。20項目ほどの解説を担当しました。

概要をこちらに転載しておきます。

【研究目標】

「市民の科学技術リテラシーとしての基本的用語事典」を作成し、WEBおよび単行本の形態で世に公表することである。

【研究開発項目】

内容としては、
・科学技術(数学以外の自然科学、工学[技術、工業])の基本的用語の選定とその簡潔な解説を行うこと
である。

科学技術リテラシーには、科学技術の基本概念を理解し、科学技術の思考方法を活用でき、社会における科学技術の有効性と限界を認識できることなど多様な側面があろう。
本研究は、先の研究を基盤にしながら、21世紀に市民がもっているべき科学技術リテラシーを、その最も土台になる科学技術の基本概念の理解という側面に注目し、基本用語の選定と市民を対象として市民が理解可能なレベルでの解説とを具体的なかたちでまとめようとするものである。

「市民の科学技術リテラシーとしての基本的用語事典」を作成し、WEBおよび単行本の形態で世に公表することで、
・市民一人一人が自分のもつ科学技術リテラシーのレベルを理解することができるようになる。
・市民の科学技術リテラシーの広さ、レベルについて議論する手がかりになろう。・学校教育、生涯教育において科学技術リテラシーの育成を議論する際の基礎的なデータの一つになる。
・学校教育のカリキュラム作成の際に手がかりになる。ことが予想される。

【実施内容】

(1) 基本的用語の選定
そのためには、まず何が基本的用語かを選定することが必要である。
用語案の抽出には、検定中学校教科書、検定高校教科書(理科、技術・家庭、保健、国語の説明文等)、新聞(データベース)、年報的な用語集(『現代用語の基礎知識』『知恵蔵』等)をメインにする。
とくに、生活の中での消費者としての側面、労働者としての側面、科学技術の問題や政策を考える側面から、21世紀に必要な市民の科学技術リテラシーとしての基本用語を選定する。学校教育としては高等学校卒業段階を想定する。また、中学校や高等学校のどの段階のどの教科の教科書で扱っているか(あるいは扱っていないか)、新聞ではどの程度の頻度で出ているか、なども補足データとして加える。
このようにして抽出した基本的用語案を、研究代表者・分担者の討議、メーリングリストを活用した意見交換のなかでレベルの統一をし、それに伴っての絞り込みを行った。次のような実施内容で用語の絞り込みを行った。
・現代社会で必要な科学技術リテラシーとは何か、それと関連してどういう観点から基本的用語を選定していくかを議論していく。・各分野のグループごとに第一次用語選定を行い、それを交流し、検討する中で、選定基準をできるだけ統一していく。
・第一次基本的用語選定及びその検討後に、第二次用語選定を行う。
・第二次基本的用語選定の用語を研究協力者にも検討して貰う。
・その後、とくに各分野間の不統一をできるだけなくすために研究打ち合わせ会を開く。
・各分野において第三次基本的用語を選定していく。
・さらにそれを研究協力者にも検討して貰う。
・新理科教育メーリングリスト(参加者1500人。代表は研究代表者:左巻 健男)や左巻 健男運営のブログ(●さまきたい●にも用語案を示して、メーリングリスト参加者やブログ閲覧者にも検討して貰う。

(2)ニセ科学フォーラムの開催
さらに、科学リテラシーに関わって“ニセ科学”(科学の専門家かから見て科学ではないのに、「科学っぽい装いをしている」あるいは「科学のように見える」にもかかわらず、とても科学とは呼べないものを指す。疑似科学やエセ科学とも呼ばれる)についてのフォーラムを開いた。(平成18年度 京都と東京の2回、平成19年度 東京の1回、平成20年度 東京の1回の計4回)

(3)基本的用語の分類
そこでの討議や総括からのコメントで、基本的用語を、より市民レベルにするために領域を、
・生活・健康/・環境/・生物/・地学/・化学/・物理/・工学
とすることができた。

(4)解説の執筆
基本的用語の選定ができたら、最後の段階がそれぞれについて平均400字程度の解説を科学技術リテラシーの観点で執筆した。これは、研究代表者・分担者だけではなく、別途に研究協力者の協力を仰いだ。
解説の執筆は、メーリングリストを使い、一次原稿→お互いに査読→二次原稿→ お互いに査読→三次原稿 まで行った。
現在、この段階のものをWEBに公開する。

(5)市販の事典を編集中

WEB公開の内容をもとに編集し、市販の『科学技術基本用語事典』(仮題)として発行の準備を進めている。発行元は、技術評論社に決定している。

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2009年1月15日 (木)

これは何ぞや?

この写真の球体はいったい何でしょうか?

227m

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2008年10月 7日 (火)

理科室の備品は不足している

今更?というような調査結果が出たようです。

小中高の理科実験室の備品が不充分なのは昔からのことで今になってのことではありません。

自分の知り合いの理科教師も子どもたちのために良く自腹を切って実験材料などを用意しています。異なる学校に勤務する教師間での協力で実験材料を揃えるなんてことも良くあります。「美しい国」とかを掲げて教育再生とか言っていた首相もいましたが、結局のところ現場はこのような状況がいつまでも続いているなわけです。

※もちろん、このような調査が行われて報道されることは悪いことではなく歓迎されるべきことと思います。


時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008100400242

理科教師の75%「自腹切った」=実験用備品が不足-公立中調査・教育政策研など

公立中学校の理科教師の75%が実験、観察の教材を自費負担した経験があることが、科学技術振興機構と国立教育政策研究所の調査で分かった。6割強の教師が各学級で週1回以上、実験などを行う一方、多くは「設備、備品が不足している」と訴えている。

 調査は6-7月にアンケート方式で実施。全国から抽出した公立中のうち、337校の理科担当教師572人から回答があった。

 授業で実験、観察を行う回数は、53%が「週に1、2回程度」、10%が「ほぼ毎時間」と答えた。

 理科に充てられる今年度の学校予算(公費)を集計すると、設備備品費は生徒1人当たり453円、消耗品費は同341円。それぞれ「ゼロ」だった学校は17%、2%あった。公費以外では、教師の75%が教材費を自分で負担したことがあると回答。生徒から徴収した教師も24%いた。(2008/10/04-14:57)


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2008年9月22日 (月)

JST サイエンスポータルで RikaTan 理科の探検 の記事が読める

JSTのサイエンスポータルRikaTan 理科の探検に掲載された記事を見ることができます。

JSTのサイエンスポータルのサイトのメニューの[楽しむ科学]をクリックし、さらに[理科の探検]をクリックします。URLが毎月変わるようなので、リンクを張ることができませんが、すぐに見つけることができると思いますので、興味のある方は是非ごらん下さい。

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