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2014年7月14日 (月)

ウルトラセブン語録@第41話 水中からの挑戦(1968/07/14)

ウルトラセブン第41話は「水中からの挑戦」です。テペト星人とテペトが登場します。

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▼大村千吉

「うわ~っ!河童だ~っ!」

早朝の薄暗いイシュウ湖に二人の釣り人。水面に浮かぶウキが揺れます。大物が釣れたかと思うと、水面から何か生物が水音を立てながら顔を出します。

音が聞こえる方を見る釣り人。生物を見てびっくりし、その場から逃げ出します。2人を追いかける生物。生物の正体は、、、

大村千吉「うわ~っ!河童だ~っ!」

イシュウ湖にかかる橋の上を走る1台の車。イシュウ湖に河童が出現するという噂を聞きつけて、日本河童倶楽部の男女4人がやってきました。漫画家のカワナカ、女カメラマンのフジシマ、料理人のタケムラ、SF作家の男、河童談義に花を咲かせながら、河童が現れた現場に向かいます。

河童を見たという釣り人から事情を聞き出そうとする日本河童倶楽部の面々。

SF作家 「みんな、日本河童倶楽部の会員なんですよ」

大村千吉「河童倶楽部?」

SF作家「とにかく皆、カッパには目がない。河童を恋人にしたいくらいなんだから」

大村千吉「馬鹿馬鹿しい!」

あまりにもお気楽な河童倶楽部を一蹴する大村千吉さん。

▼ダン

「だけどなぁ、アンヌ。河童を見たという人が十数人もいるんだ。連中、僕たちを見かけて河童と思ったのか、それとも」

▼アンヌ

「本当に河童がいるって言うの?ウフフフ」

イシュウ湖の夜。日本河童倶楽部は湖岸でキャンプ。

そのとき、水面に何かが落ちる音がする。水音の方へ向かう河童倶楽部。

料理人「お~い、ホントに何かいるぞ!」

SF作家「今、湖に飛び込んだ」

その場を見張る日本河童倶楽部。すると、湖岸にあがってくる影が2つ。河童に違いないと日本河童倶楽部の面々は2つの影を捕まえます。河童を捕まえると、「何をするんだ!」「やめろ!」という人間の声。

料理人「カッパじゃないのかぁ?」

フルハシ「俺たちはウルトラ警備隊の隊員だ!」

ダン「あんたたち、あんまりウロウロしない方がいいですよ」

「この頃、すでにウルトラ警備隊はイシュウ湖の異変をキャッチしていた。そして密かに、湖の調査を始めていたのである」(浦野光)

ウルトラ背警備隊が出動していることを知り、イシュウ湖に何か異常があることを確信する日本河童倶楽部。皆、河童に違いないと考えますが、SF作家だけはちょっと違う見方をしています。

SF作家「河童なんて、この世にいるわけないだろう?昔からみんなが河童だ、河童だって言ってるのは、本当は宇宙人なのさ。甲羅がボンベで、口が尖っているのはマスク」

漫画家「SF作家らしい考えだけど、我らの河童ちゃんは本当にいるのさ」

夜の森の中を何かが駆け抜けます。日本河童倶楽部の面々は最初はウルトラ警備隊の隊員たちと考えますが、森の中を走る何者かは、神出鬼没で怪しい行動をしています。

あたりに気配を感じて、女カメラマンがシャッターを切ります。フラッシュの光の中に現れたのは、なんと河童でした。

ウルトラ警備隊の野営テント。

何かの気配を感じて、ダンがテントの外の様子を見ます。

アンヌ「どうしたの?ダン」

ダン「何か動いたよ」

アンヌ「河童倶楽部の人たちじゃない?」

ダンフルハシ「だけどなぁ、アンヌ。河童を見たという人が十数人もいるんだ。連中、僕たちを見かけて河童と思ったのか、それとも」

アンヌ「本当に河童がいるって言うの?ウフフフ」

ダンは再びテントの外の様子を確認します。

ダン「確かに、何かいる」

フルハシは終始押し黙っています・・・しゃべれなくなってしまったようです。

ダンは野営テントのまわりを捜索。すると、死体を発見。死体は日本河童倶楽部の料理人の男でした。料理人は頸動脈を切られていました。日本河童倶楽部の面々とウルトラ警備隊が話をしていると、森の奥に怪しい人影。ウルトラ警備隊がその人影を追いかけます。人影は逃げ出し、やがてザブンと水に落ちる音が聞こえます。どうやら、水中に逃げだようです。

▼キリヤマ

ウルトラ警備隊作戦室。キリヤマ隊長とソガがイシュウ湖の事件について話をしています。

キリヤマ「ソガ、被害者が出たんだって?」

ソガ「はぁ、殺されたのは河童倶楽部の会員で」

キリヤマ「河童倶楽部?」

ソガ「えぇ、河童の愛好グループというか。イシュウ湖に河童が出るという噂があったもんだから、それを見物に行ってたらしいんです」

キリヤマ「ふむ、いつからそんな噂があるんだ?」

ソガ「それが妙なんですよ。レーダーセンターがポイント2008、つまりイシュウ湖に未確認飛行物体が落下したのを観測した頃から、急にそんな噂が広まっているんですよ」

キリヤマ「河童の伝説など、全国どこにでもあるだろう。何もイシュウ湖だけとは限らん」

何を言ってるんだという感じで、のんびりとタバコに火をつけるキリヤマ隊長。

ソガ「そりゃあそうですが、報告によると、犯人は追いつめられると、湖へ飛び込んだというんです」

キリヤマ「泳ぎのできる奴なら、追いつめられれば、誰だって水に飛び込むぞ」

ソガ「ええ、ところが最近、湖には、魚が一匹もいなくなったというんです」

キリヤマ 「う~む、とにかく湖を徹底的に調査させよう」

ウルトラ警備隊はボートで2手に分かれ、アクアラングで水中に潜り調査。

アンヌとダンのボート。ダンが潜って水中を調査。アンヌは心配そうに湖面を見つめます。すると、いきなりダンが水面に浮上。

ダン「アンヌ、ボートを岸に返すんだ!早く!」

アンヌ「ダン!」

ダン「うわ~っ!」

アンヌ「ダン!ダン!」

湖面から霧のようなガスが立ち込み、アンヌのボートを覆い尽くします。

アンヌ「こちら、アンヌ」

フルハシ「どうしたんだ?」

アンヌ「助けて~っ!」

フルハシは本部に連絡。

フルハシ「こちらフルハシ、本部応答願います」

キリヤマ「キリヤマだ」

フルハシ「ダンとアンヌが行方不明です。すぐこっちに来てください。お願いします」

キリヤマ「了解。ソガ、行くぞ!」

ソガ「はい」

イシュウ湖の湖面。フルハシとアマギのボートがダンを捜索しています。

フルハシ「ダァ~~~~ン!」

アマギ「アンヌ~~~~~!」

しかし、2人は見つかりません。

キリヤマ隊長とソガのウルトラホーク3号がイシュウ湖上空に到着。水中からいきなりミサイルが飛んできます。攻撃をかわして、フルハシに連絡を入れるキリヤマ隊長。

キリヤマ「湖の中に基地があるぞ。ボートでは危険だ。岸へ上がれ!」

フルハシ「しかし、まだダンとアンヌが」

キリヤマ「仕方がない、引き上げろ!」

すると、突然、湖面が盛り上がります。

キリヤマ「見ろ!宇宙船が浮かび上がってくるのかも」

しかし、水面に現れたのは巨大なタマゴでした。ホーク3号は巨大タマゴを攻撃。すると、タマゴが割れて、河童の姿をした怪獣テペトが現れました。

この騒動の中、水中で捕われの身になっていたダンは意識を取り戻した。すぐにウルトラセブンに変身し、怪獣テペトとの戦いを始めます。テペトは皿ビームでセブンに攻撃したり、体勢不利とみるや手を合わせてセブンに降参のお願いをするふりをしたりします。ウルトラセブンは水中にもぐったテペトに向けてアイスラッガーを放ちます。真っ二つになったテペトが水面に浮かび上がります。ウルトラセブンの勝利です。

怪獣テペトが倒され、あわてて逃げ出すテペト星人。水中から宇宙船が発進します。その宇宙船を追うホーク3号。キリヤマ隊長は宇宙船に攻撃の雨嵐。ついに、宇宙船を撃破します。宇宙船を破壊したキリヤマ隊長は隊員たちの安否を確認。

キリヤマ「キリヤマだ。みんな無事か?」

フルハシ「フルハシ、アマギ、それに河童倶楽部の人たちは無事です。ただ、ダンとアンヌが」

その頃、アンヌはボート上で気絶したままでした。水中から手が伸びて、そのボートを掴みます。アンヌに忍び寄る手の正体は・・・河童か、新たな化け物か?

シーン川って、水面を疾走するボート。ダンとアンヌがボートに乗っています。あの手の正体はダンでした。ダンがアンヌのボートに戻ってきたのです。2人を乗せたボートで水面を滑るように駆け抜けていきます。

イシュウ湖の橋の上を走る車。日本河童倶楽部の3人がイシュウ湖を去ります。

SF作家「やっぱり河童なんかいないんだよ。昔から河童だ、河童だって呼んでいたのは、あのとおり宇宙人だったんだな」

女カメラマン「えぇ、そうかもしれないわね」

漫画家「俺たちが見たのは正真正銘の宇宙人だ。河童じゃない。河童は他にいるんだ、他に!」

女カメラマン「えぇ、そうかもしれないわね」

日本河童倶楽部の河童の探究は続くのであった・・・

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