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2014年6月23日 (月)

ウルトラセブン語録@第38話 勇気ある戦い(1968/06/23)

ウルトラセブン第38話は「勇気ある戦いです」。パンダ星人のロボット、クレージー・ゴンが登場します。

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「箱根山中に、原因不明の濃霧が発生。徐行運転中の自動車30台が消滅するという事件が起こった。そして、ウルトラ警備隊に原因の調査が命ぜられた」(浦野光)

ウルトラ警備隊の隊員たちが作戦室に集まります。しかし、ダンはアンヌの友だちの弟オサム君が入院している病院に見舞いに行っています。

オサム君は心臓欠損症で手術を受ける必要かありますが、手術は怖いと承知しません。ウルトラ警備隊のダンに会えれば、手術を受けてもいいって言うので、ダンが見舞いに行くことになりました。その話を聞いて、ダンを呼び戻さずにパトロールに出動することを決めるキリヤマ隊長。

▼ダン

「人間の科学は人間を幸せにするためにあるんだと」

オサム君が入院している第三セントラル病院。
ダンはオサム君の姉で、アンヌの友人のユキコのもとを訪れます。

心臓移植手術の失敗して患者が死亡したというニュースを伝える新聞を読んで、オサム君は自分も手術失敗で死んでしまうのかと怯えています。

そんなオサム君の前に現れる、憧れのウルトラ警備隊のダン隊員。しかし、明日に迫った手術を前に、オサム君は病室から逃げたしてしまいます。追いかけるダンとユキコ。

手術を執刀するのは、心臓移植手術では世界一のスイスのユグレン博士。ユグレン博士は非常に多忙であり、シンガポールへ心臓手術に行かれる途中に日本に立ち寄ってオサム君の手術をする予定です。明朝、日本到着し、手術が済み次第、シンガポールに向かう予定です。

ダンは、その話を聞いて、手術を怖がるオサム君を説得する時間がないことを悟り、オサム君に科学の素晴らしさを語りかけます。

ダン「オサム君、ウルトラ警備隊のことは知っているかい?我々は、地球を脅かす宇宙人と戦っている。オサム君、ウルトラ警備隊が、どうしてあんな素晴らしい戦いができるか、わかるかい?それはね、我々の全てが人間の作った科学の力を信じているからだよ。小さなネジひとつ、メーターひとつにも人間の作った最高の科学が活かされている。そう信じているからこそ、ウルトラ警備隊はあんなに勇敢に戦えるんだ。わかるね。信じるんだオサム君、人間の科学は人間を幸せにするためにあるんだと。いいね。わかってくれるね」

この話を聞いて、オサム君は手術を受けることを決心し、ダンに明日の手術に立ち会うようよたのみます。立ち会うことを約束するダン。

ダン「わかった、約束しよう」

その頃、キリヤマ隊長とアンヌは自動車が消滅した現場を捜索中。目の前には大きな穴がポッカリと空いていました。

アンヌ「まるで、大男の足跡みたい」

キリヤマ「うむ。深い霧、消えた30台の車、霧の中で何か巨大なもの」

謎は深まるばかりです。

翌日。アンヌとユキコが空港へユグレン博士を迎えに行きます。ユグレン博士をピックアップし、病院へと向かいます。ところが、ハイウェイが渋滞で前に進みません。手術の時間がなくなると、焦るユキコ。

その時、ハイウェイ一を覆うように霧が発生、アンヌは直ちに本部に連絡します。

アンヌからの連絡を受け現場にやって来たウルトラホーク1号。ハイウェイの濃霧を消すた薬品を噴霧しながら旋回するホーク1号。

霧が晴れると、そこに現れたのは巨大なロボットでした。

ロボットは次々と自動車を腕のハサミでつかみ、腹部に格納していきます。

ウルトラホーク1号はベータ号を切り離し、2機に別れて攻撃を開始します。

しかし、アンヌ、ユキコ、ユグレン博士の乗る車が捕まってしまいました。

アンヌの悲鳴がベータ号に乗るダンに届きます。

攻撃中止を命じるキリヤマ隊長。やがてベータ号が、ロボットの攻撃を受けて被弾、不時着します。

ここでウルトラセブン登場。セブンはアンヌたちの救出を試みる。やがてロボットがアンヌたちの乗る車を手から放します。ウルトラセブンは落下する車を何とかキャッチ。車をハイウェイに下ろします。

この隙に、ロボットは脚部を収納して、その場を飛び去ります。

▼アンヌ

「ダンさんはね、宇宙人のロボットと戦っているの」

ここでウルトラセブンはロボットを追いかけず、ひとまずダンの姿に戻ってアンヌのもとへ。

アンヌ「ダン!」

ダン「アンヌ、すぐ病院へ」

ユキコ「ダンさん」

ダン「必ず行きます。オサム君の手術までには」

そう言うと、ダンは任務へと戻ります。

病院では、オサム君がダンがやって来るのを待っています。しかし、ダンはロボットとの戦いに向かってしまいました。

オサム「なんだ、アンヌさんか」

アンヌ「ダンさんはね、宇宙人のロボットと戦っているの」

オサム「じゃ、来てくれないんだね」

ユキコ「さ、時間がないのよ。手術していただきましょ」

オサム「やだ、ダンが来なけりゃ、僕はイヤだ」

オサム君は手術を拒みます。

一方、逃げるロボットを追いかけるホーク1号。ロボットは謎の物体とドッキングします。ロボットと謎の物体は飛び去っていきます。

作戦室では、隊員たちが謎の物体の写真を見ています。

ダン「バンダ星人の宇宙ステーションじゃないか!」

キリヤマ「えっ?」

フルハシ「ダン、お前どうしてそんなことを…」

ダン「いや、ちょっと」

パンダ星人のことを知っていたダンは思わず口を滑らせてしまいますが、何とかごかましつつ、心の中でつぶやきます。

ダン「そうか、やつら地球へ車を集めに来ていたのか。自分の星の物資を使い果たして他の星にやって来るなんて、まるで強盗みたいな」

そこにラジオからの交通情報のニュースが入ります。

ラジオ「都内の交通情報を申し上げます。街道筋はいつものように混雑し・・・」

ダンは、このニュースを聞いて、パンダ星人が交通情報ニュースを聞いて、車が多そうなところにロボットを送り込んで来ていることに気が付きます。そして、ニセの交通ニュースを流して、ロボットをそこに引き付けるアイデアを考え出します。

ダン「わかった、やつらはこれを聞いて車の多そうなところへロボットを派遣していたんだ。ようし、いい考えがある。隊長!」

キリヤマ「なるほど、ニセの交通ニュースを出して、ロボットをそこに引きつけるわけか」

ダン「そうです。そして、そこに新型のスペリウム爆弾を積んだ車を集結させるのです」

ソガ「わかった!そいつをロボットに食わせて、宇宙ステーションに戻ったところで」

フルハシ「ドッカ~ンってやるんだ!」

そこにアンヌが戻ってきます。アンヌの話によると、オサム君はダンが来ないと手術を受けないと、手術を拒み続けています。ユグレン博士は遅くとも3時には手術を始めなければ間に合いません。

キリヤマ隊長以下、隊員たちは第3格納庫に向かい出動準備。キリヤマ隊長がダンに「急げよ」と声をかけます。ダンはアンヌに「オサム君を頼む」と言って、出動します。このとき、時計は2時を示していました。

隊員たちは、ハイウェイに車を集め、スペリウム爆弾をセットしていきます。近くの林の中には、2機のウルトラ・ガードが待機しています。準備が完了したところで、キリヤマ隊長はニセの交通ニュースを流すよう要請します。

ラジオ「交通情報を申し上げます。今日は珍しく、甲州街道高尾山付近の混雑が激しく、殊にレインボーライン入り口付近では、朝から車の列が続いています」

一方、病院ではオサム君がダンが来ないことに対して憤慨しています。

オサム「嘘つき!人間の科学を信じろだなんて、あんな嘘つきの言うことが信じられるもんか、ふん!」

アンヌ「オサムちゃん!」(

オサム「ダンさんは、嘘つだ。僕は死ぬ。僕は手術をして死んじまうんだ」

ハイウェイ。ニセの交通ニュースに引き付けられたロボットがやってきました。次々と車をハサミで捕まえて、腹部に格納していくロボット。ロボットは車の格納を終了すると、宇宙ステーションへと戻っていきます。その後を追いかけるウルトラ・ガード。

タイミングを見計らって、爆破の命令を出すキリヤマ隊長。宇宙ステーションは大爆発を起こし、ロボットは地上へと落下していきます。ダンは、これでオサム君の手術に間に合うと思いましたが、地上に落下したロボットが暴れ出します。それを見て、オサム君の手術には立ち会えないことを悟るダン。

「オサム君、許してくれ」と心の中でつぶやくダン。「ダンの嘘つき、ダンの嘘つき」と、うわごとのように繰り返しながら、手術室へ向かうオサム少年。

ロボットはオサム君の病院の街にやってきて暴れ始めました。ウルトラ・ガード2機で攻撃しますが、ロボットには通用しません。やがて、ダンが搭乗しているウルトラ・ガードが被弾し、不時着。

ダンは不時着した機体から逃れ、病院に向かいますが、ロボットが崩したビルの破片で怪我をしてしまいます。ダンはフルハシによって病院に担ぎ込まれます。ダンは自分のことよりも、オサム君が気になります。

ダン「オサム君、待たせてすまなかった。博士、必ず間に合います。お願いします!」

手術は始まりましたが、ロボットが病院へと迫ります。ユキコは怪我したダンに手当を受けるよう言いますが、ダンは拒みます。

ダン「いや、僕の傷のために来たと、オサム君に思われたくないんです」

ユキコ「もういいんです。オサムは手術を受けています」

アンヌ「さぁ、手当てをしましょ」

しかし、ロボットが近づいてきていることに気が付いたダンは、その場を離れて屋上に向かいウルトラセブンに変身します。

ウルトラセブンは病院へ向かうロボットを阻止しますが、怪我のため鈍い動きしかとれません。病院では避難が始まりました。その様子を見て、地上戦で病院を守る命令を出すキリヤマ隊長。

ウルトラセブンはエメリューム光線で攻撃しますが、ロボットには効果がありません。アイ・スラッガーも跳ね返されてしまいます。ウルトラセブンの攻撃が通用しません。

ウルトラ警備隊が地上からロボットを攻撃しますが、これまた効果はまったくありません。

ウルトラ警備隊の攻撃を見て、ウルトラセブンは、ミクロ化し、自ら弾丸となるべく、エレクトロ・H・ガンの銃口に飛び込みます。フルハシのエレクトロ・H・ガンの発射とともに、弾丸となったウルトラセブンがロボットに飛んでいきます。見事に命中、セブン弾丸がロボットを破壊します。

▼キリヤマ

「我々は勝ったんだ。バンダ星人のロボットにも。そして人間の愛と信頼との戦いにも!」

ウルトラセブン・ウルトラ警備隊とバンダ星人のロボット、ダンとオサム君の戦いは終わりました。手術が終わったオサム君に優しく声をかけるダン。

ダン「オサム君」

オサム君は静かに目をあけ、ダンを見つめる。

オサム「ダン」

微笑むオサム君の手を握るダン。

戦い終わって病院の中庭。

ダンが怪我の手当をして車いすに乗っています。ダンを囲む隊員たち。

キリヤマ「我々は勝ったんだ。バンダ星人のロボットにも。そして人間の愛と信頼との戦いにも!」

ここで、ソガが、アンヌに合図を送ります。合図した先では、ダンとユキコが握手をしています。その様子を見て、ちょっと焼き餅をやいて、タンポポの綿毛をフーとするアンヌ。

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