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2014年4月28日 (月)

ウルトラセブン語録@第30話 栄光は誰のために(1968/04/28)

 ウルトラセブン第30話は「栄光は誰のために」です。プラチク星人が登場します。そしてライダーマン・・・いやアオキ隊員が登場。

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▼アンヌ

「だけど、どうして思い出したように野戦訓練なんてするのかしら?」

キリヤマ隊長が、地球防衛軍の野戦訓練が行われることになったことを、隊員たちに連絡します。

キリヤマ「ただいま参謀室から野戦訓練の計画が発表された。明朝6時を期して、星が原一帯で作戦行動に入る。目標になる戦車隊はマグマライザーでリモートコントロールされることになっている。たとえ訓練ではあっても気持ちを引き締め、実戦のつもりで行動するように。以上」

野戦訓練は実戦的な訓練ですが、地球防衛軍とウルトラ警備隊は日夜実戦をしています。アンヌ隊員が疑問を感じるのももっともなことです。

隊員一同「はい!」

キリヤマ「ダン、ちょっと来てくれ」

ダン「はっ」

ソガ「よ~し、野戦だなんて久しぶりだな」

フルハシ「おい、こっちの方の腕は確かかい」

アマギ「仕上げをしておく必要がありそうだよ」

フルハシ「いっちょやるか」

アマギ「うん!」

アンヌ「だけど、どうして思い出したように野戦訓練なんてするのかしら?」

ソガ「そうだな。きっと防衛軍のチームワークを固めるためだろう」

このソガ隊員の解釈は目から鱗です。そうです。野戦訓練の目的は実践的な訓練を行うことではなくて、防衛軍全体のチームワークを固めるためだったのです。

その野戦訓練には、マナベ参謀が「近い将来、ウルトラ警備隊の一員として活躍するかもしれない男だ」と言うアオキ隊員が参加することになったのです。

▼キリヤマ

「危うく殺されるところだったぞ」

作戦室に緊急連絡が入ります。

「伊豆海岸より80キロの地点に国籍不明機が侵入してきました。直ちに調査願います」

キリヤマ隊長とダンは先ほどどこかに出て行っていません。フルハシ、アマギ、ソガがす出動しようとすると、それを遮るようにアオキが進言します。

アオキ「待ってください!たかが一機や二機の敵機なら、私ひとりで十分です。任しといて下さい」

フルハシ「バカ言え、駄目だ、駄目だ!」

アオキ 「待ってください。参謀!」

独りで出動することを改めて進言するアオキに、マナベ参謀は許可を出してしまいます。

マナベ「よし、行ってこい」

アオキ「ありがとうございます」

マナベ「フルハシ一人でいい、付き合ってやれ」

納得がいかない表情ながら、命令に従うフルハシ。

フルハシ 「はっ」

ウルトラガードで出動するアオキとフルハシ。現場に急行すると、向こうから国際不明機がやってきます。よく見ると、その国籍不明機は、訓練用標的を意味する吹流しをつけていました。どうやら、野戦訓練の一環のようです。国籍不明機もウルトラガード、搭乗しているのはキリヤマとダンでした。

キリヤマ「間もなくやって来るだろう。実力もさることながら、大変な自信家だそうだ。遠慮しないで揉んでやれ」

ダン「はっ」

キリヤマ「おい、来たぞ」

2機のウルトラガードがすれ違います。国籍不明機の吹き流しを見たフルハシ、訓練であることを把握し、なぜマナベ参謀が一人で行くことを許可したのか理解します。

フルハシ「ハッハッ、そうだったのか。吹き流しをつけた敵機は初めてだな。相手はダンだ、気楽にやれ」

「俺を試そうってつもりか」と心でつぶやくアオキ。アオキは訓練機に向かってミサイルを撃ちます。狙いは吹き流しではなく、ウルトラガードの機体そのもの。

フルハシ「貴様、気でも狂ったのか!」

アオキ「フルハシさん、あれは敵機です。撃ち落としても当然ではありませんか!」

フルハシ「何だって!貴様には、あの吹き流しが見えなかったのか」

アオキ「手心を加えろっていうんですか。私たちは敵機の侵入を告げられて出てきたのですよ。そんな馴れ合いの訓練でお茶を濁して何の役に立つんです!」

本気になっているアオキに怒り心頭のフルハシ。

フルハシ「引き返せ!」

ところかわって参謀室。

マナベ「アオキ君、紹介しよう。キリヤマ隊長とモロボシダン隊員だ」

ダンはアオキに握手を求めます。アオキは嫌そうな表情で応じます。

ダン「なかなか、やるじゃないか」

アオキはダンをにらみながら

アオキ「よろしくお願いいたします」

キリヤマ「危うく殺されるところだったぞ」

緊迫した状況をジョークで水に流そうとするキリヤマ隊長。ところがアオキにはジョークは通じません。

アオキ「本当はウルトラ警備隊の欠員が2名できるところでした」

マナベ「アオキ君!」

アオキのやり過ぎを制止するマナベ参謀。

マナベ「ハッハッハッ、ダン、こういうハリキリ男だ。頼んだぞ」

ダンにアオキの面倒を見るよう頼むマナベ参謀。

ダン「はい」

そのうち見返してやると「今に見てろ」と心の中でつぶやくアオキ。

▼ダン

「だったら生き抜いて、この償いをするんだ!」

地震計の針が反応し、星が原一帯が震源地であることが判明。ダンとアオキがポインターで出動します。現地に到着した2人はポインターに装備されたレーダー探知機であたりを捜索、地下で何かの反応があることに気がつきます。ダンはポインターから降りて、あたりを調べます。アオキはその隙に単独で怪しい反応がする場所をミサイルで攻撃。

ダン「アオキ、何をしている?」

アオキ「あの辺が怪しいんですよ」

ダン「何か見たのか!」

アオキ「えっ?いや別に」

ダン「馬鹿!相手がいるともいないともわからないのに、攻撃して何になるんだ!」

作戦室に戻った2人は、星が原一帯に不穏な動きがあることを報告します。一方、野戦訓練は計画通り星が原で実行することになりました。

キリヤマ「参謀会議で裁断が下った。野戦計画は実行する。ただし、砂山付近の調査活動も作戦行動に加え、万一の事態に備えて実戦準備もしておくことになる。ダン、砂山付近の調査は君が中心になってやってくれ」

ソガ「ダン、明日の調査、俺が付き合うよ」

ダン「いや、もう一度彼を連れて行こうと思っています」

あくまでもアオキをどうにか指導しようとするダン。

その頃、アオキはマグマライザーの格納庫で、マグマライザーの操縦席で点検中の防衛隊員と談笑、隊員たちが操縦席から離れた隙に、マグマライザーに発信器を取り付けてしまいます。

「この発信装置で、敵はマグマを襲ってくるかもしれない。それを叩き潰すんだ」と心の中でつぶやくアオキ。

ダンとアオキは星が原に向かい、野戦訓練の本隊が到着する前に調査を開始します。すると、固まって立ち尽くして死んでいるマグマライザーの隊員を発見します。発信装置を取り付けられたマグマライザーは敵の攻撃を受け、既に敵に略奪されていたのです。

マグマライザーは無人戦車隊をコントロール、防衛軍を実弾砲撃してきます。野戦訓練は訓練ではなくなってしまいました。

ソガ「変だな。マグマは実弾使ってくるじゃないか」

アンヌ「非常事態が起こったんじゃないの?」

ダンとアオキが本隊に合流し、状況をキリヤマ隊長に報告。

ダン「隊長、作戦計画を変更して、隊員をこのまま後退させて下さい」

キリヤマ「何だって?」

ダン「マグマの乗組員が変死しているんです」

そこに、ソガとアンヌも合流。

ソガ「隊長!戦車が実弾を使って攻撃してきます!」

キリヤマ「実弾?」

アンヌ「はい、かなりの被害者が出ているようです」

ダン「マグマが何者かに奪われたんだ!」

キリヤマ「実戦体制に切り替えるんだ、前線に指令を伝えろ!」

ダン「隊長、マグマを奪回して高原から脱出しましょう」

アオキ「私にやらせて下さい!侵略者を必ず倒してみせます!」

フルハシ「キサマ、思い上がるな!」

アオキの進言を受けて考え込むキリヤマ隊長。しかし、許可を出します。

キリヤマ「よし、行け」

アオキ「はい!」

ダンとアオキはポインターでマグマライザーのもとへと向かいます。

ダン「アオキ、気をつけるんだぞ」

アオキ「俺ひとり犠牲になったって、やっつけてやりますよ」

ダン「アオキ、待て!」

ダンとアオキはポインターを降りますが、至近弾を受けてしまいます。

気を失ったダンを見て、チャンスだと考えるアオキ。

アオキ「今だ」

アオキは手榴弾で戦車を破壊します。ダンに勝てたこと、自分が栄光をつかんだと喜んだのもつかの間、アオキはマグマライザーの反撃を受け、重傷を負います。

意識を回復したダンはマグマライザーの乗り込みます。その様子を見て、ダンに栄光を奪われたと悔しがるアオキ。

ダンがマグマライザーに侵入すると、そこにはプラチク星人がいました。ダンはすかさずウルトラセブンに変身します。プラチク星人はウルトラセブンに対して降参しますが、ウルトラセブンが背中を見せた瞬間にプラチク息で攻撃。ウルトラセブンを固めてしまいます。ウルトラセブン絶命と思いきや、セブンはいとも簡単に復活。エメリューム光線でプラチク星人を倒します。焼け焦げて骨格だけとなり倒れるプラチク星人。

瀕死の状態のアオキにダンがかけつけます。

ダン「アオキ、しっかりしろ。マグマも奪回したし、侵略者も叩き潰したぞ」

アオキ「私のための栄光が欲しかった。ダンさん、私はあの時、林の中で見たんです。ウッ」

ダン「なに!」

アオキ「そのことさえ報告しとけば」

どうやらアオキはプラチク星人の宇宙船を発見していたのに、自分の手柄を立てるため、そのことを隠していたようです。その言葉を聞いて、ダンは怒ります。

ダン「貴様、なぜそれを早く言わなかったんだ。そのために何十人という隊員が!馬鹿野郎!」

そう言って、ダンは瀕死の状態のアオキを殴りつけます。宇宙人のオオトリゲンが相手なら
まだしも、瀕死の生身の人間を殴ったら・・・

アオキ 「許してください」

ダン「だったら生き抜いて、この償いをするんだ!」

そのとき、ダンの後ろで、骨格のプラチク星人が立ち上がり襲いかかろうとします。

それを見て、アオキはウルトラ・ガンのトリガーを引き、プラチク星人を倒します。

アオキ「ダンさん、これがあなたへの償いです」(アオキ)

そう言ってアオキは絶命。

ダン「アオキ!アオキ!」

ダン「馬鹿だな、貴様」

そこに、フルハシとアマギがやってきます。ダンはアオキが死んだことを首を横にふって伝えます。

絶命して仰向けに倒れているアオキ。

ダンは「アオキ、ウルトラ警備隊の栄光は必ず守るぞ」と心の中でつぶやき、自分のヘルメットをアオキの胸の上に置きます。

フルハシとアマギはアオキに敬礼。広い平原の中で、倒れているアオキの遺体を見下ろすように立ち尽くす、ダンとフルハシとアマギ。

さようなら、ライダーマン・・・じゃなくてアオキ隊員!

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