« 合成洗剤は手あれの原因になるのか? | トップページ | 日本ハムのSOY DRY 大豆タンパクで作られたサラミ風おつまみ »

2013年7月 4日 (木)

マウス発明者 ダグラス・エンゲルバートさんが亡くなる

 米国の発明家で、マウスを発明するなどコンピュータのユーザーインターフェースの発展に大きく貢献したダグラス・エンゲルバートさん7月2日になくなりました。

 エンゲルバートさんは1967年に「X-Y position indicator for a display system (表示システムのためのX-Y位置指示器)」つまりマウスを発明し、1970年に特許を取得しました。

 コンピュータは未だ計算処理をするマシンと考えられていた1940年代後半、エンゲルバートさんは既に情報の活用と問題解決の手段となる対話型のコンピュータの実現を考え始めました。

 1950年代の終わりにスタンフォード大学と関わりが深かった研究機関、Stanford Research Institute(現SRI International)に務め、コンピュータに関する様々な研究を行いました。マウスの発明もこの研究の成果でした。この研究では、現在のコンピュータでは当たり前の機能である、ウィンドウによるユーザーインターフェイス、ネットワークに対応したコンピュータなどが考えられました。

  1968年12月9日に行われたコンピュータ会議 (Fall Joint Computer Conference) において、数々の発明のデモンストレーションを行いました。このデモンストレーションは、Mother of all demosと呼ばれています。

 マウスが初めてコンピュータに採用されたのは、1973年にゼロックスのパロアルト研究所 (PARC) が開発したAlto(アルト)という試作機でした。このコンピュータは市販されませんでした。マウスの特許は1987年失効しています。マウスがコンピュータの入力装置として必須になったのは、特許が切れてからでした。そのため、エンゲルバートさんはマウスのロイヤリティーを受けていません。

 エンゲルバートさんは、知識や情報を誰でも入手可能とすることをめざすという高い志でコンピュータシステムの開発を行いました。

享年88歳、ご冥福をお祈りします。

Douglas Engelbart : The Mother of All Demos (1/9)

人気ブログランキングへ

|

« 合成洗剤は手あれの原因になるのか? | トップページ | 日本ハムのSOY DRY 大豆タンパクで作られたサラミ風おつまみ »

ニュース」カテゴリの記事

パソコン・インターネット」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/203483/57721694

この記事へのトラックバック一覧です: マウス発明者 ダグラス・エンゲルバートさんが亡くなる:

« 合成洗剤は手あれの原因になるのか? | トップページ | 日本ハムのSOY DRY 大豆タンパクで作られたサラミ風おつまみ »