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2013年2月 4日 (月)

ウルトラセブン第18話「空間X脱出」放映45周年!(1968/02/4 19:00)

 ウルトラセブンは 1967年10月1日に放送が開始されました。1968年2月4日は第18話「空間X脱出」が放映された日です。

 ウルトラ警備隊の月に一度の特別訓練。この日はスカイダイビングの訓練です。練習機に乗って空を駆けるウルトラ警備隊の面々。キリヤマ隊長が練習機の出口を確認すると、隊員たちに「俺に続け、行くぞ」と命令を出します。隊員たちは、体調に「はい!」と答えますが、アマギ隊員だけは、浮かない顔つきで、おっかなびっくりの雰囲気です。

 まずキリヤマ隊長が降下、続いてアンヌ隊員、ダン、フルハシ隊員と降下していきます。いよいよアマギ隊員の順番ですが、「スカイダイビングは弱いんだよ」と、恐くて降下ができない様子です。ソガ隊員に「電子計算機ばかり相手にしているからだ」と言われ、飛行機から突き落とされます。そして、アマギ隊員に続いて、ソガ隊員が飛び降ります。

  • ついに、この回で、優しそうなアマギ隊員が実は臆病だったというのが露呈します。当時、見ていた子どもたちはアマギ隊員こと古谷敏さんがウルトラマンのスーツアクターだったとは知る由もありません。
  • この降下していく2人、手足がちょっと不自然な人形になっていますが、この姿が何だか頭に焼き付いています。

 先に降下したキリヤマ隊長、アンヌ隊員、ダン、フルハシ隊員は無事に着地目標の公園に着地します。ところが、アマギ隊員とソガ隊員がいっこうにやってきません。キリヤマ隊長がビデオシーバーで練習機に連絡を取ると、2人ともすでに降下しているという返事。ダンは「風に流されたのかな」と少しお気軽な感じです。

 シーン変わって、深い森の中。パラシュートが木の枝に引っかかり、気を失ったアマギ隊員が宙づりになっています。そこに、ベルのような音が流れ出し、アマギ隊員が気を取り戻して、地面に降ります。たった1人になったアマギ隊員は、隊長、フルハシ隊員、ソガ隊員の名前を呼びますが、返事がありません。すると、頭上から何やら昆虫のような生物が落ちてきて、アマギ隊員の体に張り付きます。どうやら大型の吸血ダニのようです。アマギ隊員はすかさずダニを振り払い、ウルトラガンであたりを撃ちまくり、その場から逃げます。

 隊長と声をかけながら森をさまよい歩くアマギ隊員。やがてソガ隊員のパラシュートを見つけます。しかし、あたりにソガ隊員の姿はありません。パラシュートには暗号が書かれていました。アマギ隊員はその暗号をさっそく解読。「この森は普通の森ではない、ソガ」と書いてありました。そこに、再びベルの音です。アマギ隊員が音の鳴る方を見上げると、そこには大きな宇宙人が立ちすくんでいました。アマギ隊員はウルトラガンで宇宙人を撃ちます。見事に命中しましたが、宇宙人は消えてしまいます。

 一方、ウルトラ警備隊はアマギ隊員とソガ隊員が降下したと思われる地点の捜索を開始します。ヘリコプターで地上を探すフルハシ隊員。しかし、2人は見つかりません。

 森の中のシーンに戻ります。ソガ隊員の「助けてくれー」という声が森の中に響きます。アマギ隊員が声のする方に行ってみると、ソガ隊員が底なし沼にはまっています。アマギ隊員はソガ隊員を救助します。2人はとんでもない森に紛れ込んでしまったことを自覚し、本部に連絡を取ろうとしますが、ビデオシーバーによる通信は通じませんでした。

 ウルトラ警備隊の作戦室では2人の行方を捜索しています。通信隊員がキリヤマ隊長に「アマギ、ソガ両隊員のビデオシーバーらしい電波を受信した」と報告します。キリヤマ隊長は安堵の表情を見せて、2人に「今までどこをうろついていたんだ。2時間も空を散歩していたなんて言い訳は許さなんぞ」と声をかけます。厳しい口調なのですが、ダンとアンヌ隊員はその様子を微笑ましく見ています。

 隊長の呼びかけに対して、アマギ隊員が「我々のいるここは、一体どこなんです」と返事をします。すると、そこにまたベルの音が聞こえてきます。アマギ隊員が苦しそうな声を出します。作戦室にいるダンも頭を抱えて苦しみます。アマギ隊員が霧のかかった森の中にいることを伝えると、通信が途絶えてしまいます。ダンとアンヌ隊員がウルトラホーク3号で霧のかかった森を捜索することになりましたが、霧のかかった森を発見することはできませんでした。

 再び森の中。アマギ隊員とソガ隊員がパラシュートで作ったテントで休んでいます。底なし沼にはまっていたソガ隊員はずいぶん体力を消耗しているようで横たわっています。アマギ隊員はヘルメットの中から非常食を取りだし、ソガ隊員に食べさせます。

  • 非常食がヘルメットの裏にしまってあるというのがなかなか格好良かったのです。これを見た後、ガムなどしまい込んだ野球帽をかぶったりしていました。野球帽は前面の裏に網目の前立メッシュというのがついていました。これは帽子の型崩れがしないようにするものですが、このメッシュと帽子の生地の間にいろいろなものが挟めたのです。
  • ところで、この前立メッシュには赤や青のセルロイドがついたものや、仮面の忍者赤影のマスクのようになっていて、遊べるタイプのものもありました。懐かしい!。

 ソガ隊員は救援を待たずこの森からいち早く脱出した方が良いと言うと、アマギ隊員はこういうとき動かない方が良いと言います。そんな話をしていると、2人の頭上の空に現れたのは、なんと地球でした。2人はいったいどこに紛れ込んでしまったのでしょうか。

 ウルトラ警備隊の作戦室。アマギ隊員から連絡が入ります。アマギ隊員はキリヤマ隊長に「我々のいるところは地球ではありません」「どうも、ある空間に引っかかっているんです。脱出不可能です。救援願います」と報告してきます。

 アマギ隊員とキリヤマ隊長のやり取りを聞いていたマナベ参謀が疑似空間のことを思い出し、「2年前、私がワシントン基地に勤務しているとき、一度現れたことがある。大気圏内に不思議な空間を作って獲物を狙うんだ」と疑似空間について説明します。

 すると、再びベルの音が聞こえてきます。このベルの音を聞いたマナベ参謀は疑似空間がベル星人の仕業であることを見破り、「あの鈴の音は脳波を狂わせる恐ろしい力を持っているんだ」と説明します。

 アンヌ隊員が「2人を早く助け出さなければ」と言うと、マナベ参謀は「それは非常に難しい。2年前、擬似空間に捕まった旅客機を救出するために、200名の隊員が出動したが、発見することさえできなかった」という厳しい見解を表明しあします。「疑似空間を突き止めることは不可能だとおっしゃるんですか」とアンヌ隊員が詰め寄ると、マナベ参謀は「残念だが、その通りだ。アンヌ隊員」と答えます。どうやら、アマギ隊員とソガ隊員はとんでもない空間に紛れ込んでしまったようです。

 シーン変わって再び森の中。アマギ隊員とソガ隊員が森の中をさまよっていると、そこに巨大な蜘蛛の怪獣グモンガが現れました。グモンガは鼻のあたりから緑色の毒ガスをアマギ隊員に向けて吹き出します。すかさずソガ隊員がグモンガをスパイダーで撃退します。

  • このスパイダーという武器、パラシュートで降下するときに持っていたのでしょうか・・・

 キリヤマ隊長、ダン、アンヌ隊員がホーク1号で疑似空間を捜索します。キリヤマ隊長はアマギ隊員にビーコンで逆探知して場所を突き止めるので、ビデオシーバーの発信を続けるように言います。ビデオシーバーの発信源の方へ飛んでいくと、その先に怪しい雲が浮かんでいました。アマギ隊員からの電波が雲の中からであることがわかると、キリヤマ隊長は雲に突撃するよう命令を出します。

 キリヤマ隊長、ダン、アンヌ隊員が疑似空間に降り立ちます。すると、グモンガに襲われているアマギ隊員とソガ隊員を発見、2人を救出して合流します。すると、そこにベル星人が姿を現し、ベルの音を鳴らします。

 このベルの音に苦しむダン。ダンは仰向けに倒れた状態から腕をクロスしてウルトラセブンに変身します。

  • このとき、ダンはウルトラアイを使わずに変身します。しかも、テレポテーションでベル星人の前に現れます。

 ウルトラセブンとベル星人の戦いが始まりました。ウルトラセブンはベルの音に苦しみながらも、ベル星人と戦いを繰り広げます。ウルトラセブンはベル星人にキックやエビ固めといったプロレス技を繰り広げます。ベル星人が飛び立つと、ウルトラセブンはアイスラッガーで攻撃。残念ながら外れてしまいます。ウルトラセブンとベル星人の空中戦が始まります。ウルトラセブンはベル星人にスパイラル光線を放ちます。今度は見事にベル星人に命中、ベル星人は墜落します。最後はウルトラセブンがベル星人を疑似空間の沼の中へと投げ飛ばします。

キリヤマ隊長とアンヌ隊員がアマギ隊員とソガ隊員を連れてウルトラホーク1号に戻ってきます。ウルトラセブンがベル星人を倒したため、疑似空間の森が消えて行きます。キリヤマ隊長が「脱出だ」と叫びます。アンヌ隊員が「隊長、ダンがまだです。探してきます」とウルトラホーク1号から出ようとしますが、アマギ隊員が「危ない、もう間に合わない」と制止します。

 疑似空間はどんどん消えて行きます。確かにアマギ隊員の言う通り、ダンを探している余裕はありません。キリヤマ隊長は「位置につけ」「行くぞ」と命令し、ウルトラホーク1号が離陸します。

  • またしてもダンが置いて行かれてしまうのです。アンヌ隊員だけがこの理不尽な対応に不服です。

 ベル星人を倒したウルトラセブンが、ウルトラホーク1号に乗り込んできます。そして、ウルトラアイを外して、ダンに戻ります。

 キリヤマ隊長がしんみりと「疑似空間を作り出すなんて恐るべき宇宙人だ。こんな言葉を知っているか、神なき知恵は知恵ある悪魔をつくることなり。どんな優れた科学力を持っていても、奴は悪魔でしかないんだ」と述べます。

 するとどこからともなく、「隊長、知恵ある悪魔から地球を守る我々の任務は、非常に重大という訳ですね」というダンの返事。

 アンヌ隊員は「ダン、どこにいるの?」と嬉しそうに聞きます。「ベーター号です」と答えるダン。ダンの声を聞いて、皆無事だったと安堵するキリヤマ隊長。アンヌ隊員も安堵の表情。

そして、最後を締めくくる浦野光さんのナレーション

「こうしてアマギとソガにとって恐怖の数時間が終わりを告げた。しかし、広大な空の上にいつまた擬似空間が張り巡らせるかもしれません。なにしろベル星人は、知恵ある悪魔なのですから」

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