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2012年10月30日 (火)

ラジオ番組「火星人の襲来」で全米が大パニック(1938.10.30)

1938年10月30日、アメリカのCBS放送は流していたオーケストラの演奏を突然中断し、緊急ニュースを流しました。その緊急ニュースの内容は

「最新ニュースをお伝えします。午後8時50分、隕石と思われる閃光を放つ巨大な物体が、トレントンから22マイルのニュージャージー州グロバーズミル近郊の農場に落下しました」

というものでした。そして

その物体は隕石ではなく地球上にはない金属で作られている、物体の中から怪物が姿を出し街を襲っている、これは火星人の来襲だ、派遣された軍が全滅した、人々はただただ祈るばかりである」

などとの実況が続きました。

 実はこの放送はCBSがH.G.ウェルズの「宇宙戦争」をハロウインの余興として流したものでした。番組の初めに、これから「宇宙戦争」のラジオドラマを流すというアナウンスがありましたが、たくさんの人が本当の出来事と勘違いをして大パニックが起こりました。

 このラジオは少なくても全米で600万人が聞いていました。100万人以上の人が不安になったり、おびえたりしたそうです。実名のあがった地域では市民が猟銃を持って外に出たりして、発砲事件などもあり大騒ぎになりました。

 ラジオ局はこの事態を知り、途中で放送を中断したり、ニュースがドラマであることを伝えたりしました。放送中、4回も「宇宙戦争」のドラマを流していることがアナウンスされたのにもかかわらず、事態が収拾するまでかなりの時間がかかりました。この事件は、情報を鵜呑みにすると、このような大パニックが簡単に引き起こされてしまう例として、今でも社会心理学の研究材料になっています。

これが当時のラジオ放送です。

WAR OF THE WORLDS ORIGINAL RADIO BROADCAST, 30 OCTOBER 1938

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