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2012年7月15日 (日)

任天堂「ファミリーコンピュータ」を発売

 テレビゲームはアメリカで生まれました。日本では1970年代の中頃にエポック社から国産初の家庭用テレビゲームが登場しました。この頃のテレビゲームは画面上のバーを動かしてボールを打ち返すような単純なものでした。また、ひとつのゲーム機で遊ぶことができるゲームの種類が限られていたことあり、1970年代後半にはほとんど売れなくなりました。

任天堂 カラーテレビゲーム15 / Nintendo Color TV Game 15

 同じ頃、街のゲームセンターや喫茶店では、ブロック崩しやスペースインベーダーなどをはじめとする業務用ゲーム機が大流行していました。このゲーム機はROM(リードオンリーメモリ)を変えることによって、いろいろなゲームを動かすことができました。半導体の性能が向上し、ゲーム専用のLSIが大量生産できるようになっていました。

テーブル筐体 パックマン

 1980年代に入ると、カセット交換式のゲーム機が登場しました。カセットを変えることで異なるゲームを動かすことができるため、家庭用テレビゲームが再び売れはじめました。多くのゲームカセットが販売されるようになり、この頃からソフトウェアが重視されるようになりました。

カセットビジョン「ギャラクシアン」 / Cassette Vision Galaxian

 1983年、アメリカの大手テレビゲームメーカー・アタリ社が日本に進出してきました。国内のメーカーはアタリに市場を奪われるのではないかと心配しましたが、アタリのゲーム機が陳腐だったこともあって、日本ではほとんど売れませんでした。

そのような背景の中、「家族そろってファミリー・コンピュータ」をキャッチフレーズに1985年7月15日に任天堂のファミリコンピュータが登場しました。他の機種よりも美しい画面、多様な音を出すことができる音源、人気ゲームの採用、低価格といった特徴で、わずか1年間で130万台を売り上げました。ファミリコンピュータは世界中で売れ、テレビゲームの世界のトップに躍り出たのです。

ファミコン 初めての本体発売告知CM

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