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2010年1月25日 (月)

殺人分子の事件簿―科学捜査が毒殺の真相に迫る

殺人分子の事件簿―科学捜査が毒殺の真相に迫る

ジョン・エムズリー (著), 山崎 昶 (訳)

著者の山崎先生から頂きました。山崎先生が翻訳された本はとても読みやすいです。

比較的最近ニュースで取り上げられた事件や、歴史的に有名なクリッぺン事件やアデレード・バートレット事件などを題材として、化学や毒性学の面から詳しい検討を加えた書。有機系毒性物質ならびに危険度の高い化学物質の生理学的性質・医学的用途、犯罪への使用、化学分析による検出と同定(鑑識分析)、事件の結末(裁判化学)を歴史的事件をもとに詳述。

単行本: 354ページ
出版社: 化学同人
ISBN-10: 4759811966
ISBN-13: 978-4759811964
商品の寸法: 19 x 13 x 3.2 cm

目次

1部 天然の致死的毒物 薬物を用いた殺人(妙薬転じて猛毒となる)
第1章 リシンと捲いたコウモリ傘
1.ウォータールー橋の日暮れ 2.毒性と科学 3.化学兵器としてのリシン 4.製造と応用(用途) 5.リシンと中毒 6.検出と同定 
7.善玉としてのリシン 8.リシンによる攻撃の実例 9.ゲオルギイ・マルコフの殺人事件

第2章 ヒヨスチンとベル・エルモア(クリッペン夫人)殺人事件
1.不幸なクリッペン婦人 2.ヒヨスチン(スコポラミン) 3.医学的用途 4.犯罪への使用 5.クリッペン医師の登場 6.ベル・エルモア殺人事件 7.クリッペンとベルの出自 8.殺人事件 9.逮捕と裁判 10.後日談

第3章 アトロピンとアガッター婦人のジントニック
1.「美しき女性,そは汝」 2.アトロピン 3.生理学的性質 4.中毒の兆候と症状 5.アトロピン中毒の処置 6.毒物としてのアトロピンの歴史 7.解毒剤としてのアトロピン 8.アトロピン殺人を取り上げた小説と実話 9.アンナ・ブキャナン殺人事件 10.アレクザンドラ・アガッター夫人殺人未遂事件 

第4章 ヘロイン(ジアモルフィン)と,ハイド町のジキル博士
1.シップマン医師の中毒 2.モルヒネとヘロイン(ジアモルフィン) 3.化学的修飾をしたモルヒネ 4.ハロルド・シップマン医師 5.疑いの発生 6.キャスリーン・グランディの殺人 7.シップマンの逮捕と求刑 8.後日談

第5章 アドレナリンとクリステン・ギルバートによるほぼ「完全殺人」
1.厄介な取扱い方 2.クロロホルム 3.クリスティン・ギルバートの犯罪 4.殺人と殺人未遂 5.アドレナリンが完全な毒物でないことをクリステンは発見した

第2部 人の手によってつくられた危険な化学物質 簡単・有用されど致死的
第6章 クロロホルムとバーレネット夫人
1.彼女はどうやって実行できたのか? 2.クロロホルム 3.だがクロロホルムは安全だろうか? 4.麻酔以外のクロロホルムの医学的用途 5.クロロホルムの乱用(中毒) 6.殺人の道具としてのクロロホルム 7.聖職者と売春婦 8.エドウィン・バートレットの殺人

第7章 COと生と死:一酸化炭素とホームメイドのガス室
1.声なき殺人者 2.一酸化炭素の用途と性質 3.自然界の一酸化炭素 4.生理学的影響 5.一酸化炭素のポジティブな面 6.致死的な影響 7.ガルシア家の子供たち 8.マーガレット・ジョーンズの悪夢

第8章 シアン化物と「ナイルに死す」事件
1.最速の結果 2.シアン化物の科学 3.食品の中のシアン化物 4.シアン化物の毒性と解毒剤 5.故意の毒物としてのシアン化物6.シェリル・ルイス殺人事件 7.タイレノール殺人事件 8.問題のカプセル分析

第9章 パラコートと毒入りグレーヴィー
1.雑草の駆除 2.落葉剤としてのパラコート 3.毒物としてのパラコート 4.パラコートによる殺人 5.カリフォルニア・ドリーマー 6.「あんたのパイにかけるグレーヴィーをつくるわ」

第10章 ポロニウムとアレクサンドル・リトヴィネンコの毒害事件
1.新奇な毒物 2.ポロニウムとは 3.アレクサンドル・リトヴィネンコ殺人事件 4.歴史上の毒殺事件

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