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2009年9月10日 (木)

大西洋・地中海産のクロマグロの輸出入全面禁止の可能性

欧州連合(EU)欧州委員会は、大西洋・地中海産のクロマグロの国際商取引をワシントン条約に基づいて全面的に禁止するというモナコの提案をを支持すると表明しました。

来年3月にカタールでワシントン条約の第14回締約国会議があります。この会議で投票国の2/3以上の賛同が得られればクロマグロの国際取引ができなくなります。

大西洋や地中海で獲れるクロマグロは、その8割以上が日本で消費されています。

日本の主たるクロマグロの漁場は太平洋ですが、大西洋や地中海のクロマグロの商取引が全面的に禁止になると、市場に出回るクロマグロの量が少なくなり、価格が高騰するのは必至です。

クロマグロに限らず、世界のマグロの消費量は年々増加しています。1975年の世界の消費量は年間約90万トンでしたが、2000年には約190万トンにまで増えています。日本はその3分の1の約63万トンを消費しており、その大部分を刺身として食べています。日本は世界最大のマグロ消費国です。

クロマグロは生物学的にも水産資源としても貴重な存在です。これまでのように、どんどん捕獲して食べていたら、そのうち絶滅してしまうでしょう。しかし、マグロの食文化に慣れ親しんでいる日本人にとって、クロマグロが食べられなくなることは非常残念なことです。

日本の漁業は資源管理を重視して現在は「つくり育てる漁業」に力を入れていますが、流通や消費の方でも何かうまい仕組みができないものでしょうか。

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