« 寺田屋は焼失していた | トップページ | サーバーのシャットダウン »

2008年9月26日 (金)

Google Chrome ( グーグルクロム)でキャッシュの保存先を変える方法

こちらの方法はシンボリックリンクでキャッシュの保存先を変更する方法を説明しています。Chromeの起動オプションでキャッシュの保存先を変更したい場合はGoogle Chrome 起動オプションでキャッシュの保存先を指定する方法 を参照してください。また、キャッシュの機能そのものを無効化する場合は、Google Chromeのキャッシュを無効にする方法を参照してください。

Google Chromeをインストールすると、

C:\Documents and Settings\ユーザ名\Local Settings\Application Data\Google\Chrome\User Data

というフォルダが作られます。Windows 7の場合は

C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Google\Chrome\User Data

にキャッシュの保存先が作られます。

キャッシュのデータがCドライブにあるのは嫌だという人は多いと思います。IEの場合は<Temporary Internet Files>を任意のドライブに移動することができますが、Google Chromeはできません。

Google Chromeを使っているとCドライブがボコボコに。しょっちゅうデフラグをかけています。そこで、この<User Data>フォルダだけ別のドライブにもっていく方法はないかと考えたのですが、まぁあの方法しかないなと思いついたのを今回紹介します。

UNIXを扱った人ならば、こういうときにシンボリックリンクを張れば良いのだということにすぐ気がつくと思います。シンボリックリンクがどんなものかと言えば、

Aという名前のファイルやフォルダの実体をBにする

ということです。Windowsで言うならば、例えば

<C:TEST>という名前で<E:SOURCE>というフォルダにアクセスできる

ということです。

これが利用できればGoogleのユーザーデータ保存フォルダを別ドライブにもっていくことができるわけです。

例えば、

C:\Documents and Settings\ユーザー名\Local Settings\Application Data\Google\Chrome\User Data

の実体を

D:\ChromeUserData

とかにするわけです。

昔のDOSにはJOINという命令があって、これを簡単に実現することができたのですが、Windows XPにはこのコマンドはありません。

しかし、あるところにはある。Windows XPで使えるこのコマンドがあるのです。

Junction v1.05
http://technet.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/bb896768(en-us).aspx

こいつをダウンロードしてくれば、上述の方法でGoogle Chromeのキャッシュの保存場所を移動させることができます。

Junctionの使い方は下記の通り

●シンボリックリンクをはる

Junction <作成するフォルダ>  <実体をおくフォルダ>

●シンボリックリンクをやめる

Junction -d <作成したフォルダ>

Google Chromeの<User Data>フォルダをD:\ChromeUserDataにもっていきたいときは、

junction "C:\Documents and Settings\ユーザー名\Local Settings\Application Data\Google\Chrome\User Data"   "D:\ChromeUserData"

とすれば良いわけです。

このコマンド他にもいろいろ使えますので、参考までに自分は

junction "C:\Documents and Settings\ユーザー名\Local Settings\Application Data\Google\Chrome\User Data"   "D:\Documents and Settings\ユーザー名\Local Settings\Application Data\Google\Chrome\User Data"

としました。それでは手順を説明します。

  1. 上述のサイトからJunction.zipをダウンロードして解凍します。解凍してできたjunction.exeをC:\などにコピーしておきます。
  2. Google Chromeを終了します。タスクマネージャでchrome.exeが動いていないかどうか確かめた方が良いでしょう。
  3. User Dataを置きたいドライブに<D:\Documents and Settings\ユーザー名\Local Settings\Application Data\Google\Chrome\User Data>を作成します。
  4. <C:\Documents and Settings\ユーザー名\Local Settings\Application Data\Google\Chrome\User Data>以下にあるすべてのフォルダとファイルを作成した<D:\Documents and Settings\ユーザー名\Local Settings\Application Data\Google\Chrome\User Data>以下にコピーします。このときChromeが動いているとエラーが出てコピーできません。
  5. コピーが終了したら、<C:\Documents and Settings\ユーザー名\Local Settings\Application Data\Google\Chrome\User Data>を削除します。
  6. MS-DOSプロンプト開いて下記を実行します。

    junction "C:\Documents and Settings\ユーザー名\Local Settings\Application Data\Google\Chrome\User Data"   "D:\Documents and Settings\ユーザー名\Local Settings\Application Data\Google\Chrome\User Data"を実行します。

これで終わりです。ちゃんと動いているかどうか確かめましょう。

  1. <D:\Documents and Settings\ユーザー名\Local Settings\Application Data\Google\Chrome\User Data>を開きます。
  2. 適当なファイルを作ります。
  3. <C:\Documents and Settings\ユーザー名\Local Settings\Application Data\Google\Chrome\User Data>を開きます。
  4. <D:\Documents and Settings\ユーザー名\Local Settings\Application Data\Google\Chrome\User Data>に作成したファイルがあるか確認します。
  5. Google Chromeを立ちあげて動作を確認します。

以上で終わりです。なお、junctionの設定はWindows XPを再起動しても有効です。

Google Chromeそのものを別ドライブにもっていきたい場合は、<C:\Documents and Settings\ユーザー名\Local Settings\Application Data\Google\Chrome>を<D:\Google Chrome>などにして上記の操作をすると良いでしょう。

<C:\Documents and Settings\kuwajima\Local Settings\Application Data\Google\Chrome\User Data\Default\Cache>だけをRAMドライブにもっていくという方法も良いと思います。

このjunctionというコマンドはGoogle Chromeに限らずいろいろな目的で使えます。

例えば、<C:\Documents and Settings>を全部別なところにもっていくということもできそうです。<C:\Documents and Settings>の場所はレジストリをいじれば丸ごと別ドライブにもっていくことができるのですが、アプリケーションによっては<C:\Documents and Settings>でなければ動かないものもあります。junctionを使えば,実体は別のところにあってもアプリケーションは<C:\Documents and Settings>としてアクセスしますので問題は起きないだろうと思います。でも、これはちょっとやりすぎかな。必要なものをやった方が良いと思います。

操作にちょっと不安な人は、まずjunctionでいろいろテストしてみてください。

(追記)

Windows VistaやWindows 7ではWindowsの標準コマンドのMLINK.EXEというコマンドでシンボリックリンクを作ることができます。

また、頂いているコメントにある通り、Google Chromeは起動オプションでキャッシュの保存先を変更することができるようです。

好みにもよりますが、個人的にはunixやlinuxの経験から起動オプションよりもシンボリックリンクでキャッシュの保存先を変更する方法が良いかなと思っています。

あらゆるフォルダに関してドライブ名を意識しない環境で使いたいのですが、Windowsの場合は過去の経緯からそうは簡単にはいかないのだろうなと思います。

(追記)

Windows VISTAおよびWindows 7では、mklinkというコマンドがあります。

MKLINK [[/D] | [/H] | [/J]] リンク ターゲット

  • /D          ディレクトリのシンボリック リンクを作成します。既定ではファイルのシンボリック リンクが作成されます。
  • /H          シンボリック リンクではなく、ハード リンクを作成します。
  • /J          ディレクトリ ジャンクションを作成します。
  • リンク      新しいシンボリック リンク名を指定します。
  • ターゲット  新しいリンクが参照するパス (相対または絶対)を指定します。

人気ブログランキングへ

【関連記事】

Google Chromeを任意のフォルダにインストールする方法など

この方法は、Google Chromeがインストールできなくなった場合でも、Chromeを使うことができます。またChromeを任意のフォルダにインストールすることができます。

Google Chrome 3,.0を使ってみた

面倒な人はChrome Plusを使うというのも良いと思います。

Chrom Plusを使ってみた

|

« 寺田屋は焼失していた | トップページ | サーバーのシャットダウン »

パソコン・インターネット」カテゴリの記事

コメント

投稿: 同上です。 | 2010年4月17日 (土) 05時59分

キャッシュの保存先は起動オプションで簡単に変更できますよ。

--disk-cache-dir="R:\Chrome Cache"

参考:http://chrome.half-moon.org/43.html#b32d6703

投稿: とおりすがり | 2010年3月10日 (水) 19時01分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/203483/42593269

この記事へのトラックバック一覧です: Google Chrome ( グーグルクロム)でキャッシュの保存先を変える方法:

« 寺田屋は焼失していた | トップページ | サーバーのシャットダウン »