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2008年8月24日 (日)

上下する原油価格

原油価格が乱れ始めています。

8月15日に111ドル台に下げた後、ロシアとグルジアの問題などの影響を受けて、120ドルを超える値となっていましたが、22日にロシアがグルジアから撤退することを受けて大幅に下落、6.59ドル安の114.59ドルとなりました。

原油が限りある資源であるとしても、現在の価格はバブル。経済産業省の見積では需給バランスから考えた原油の適正価格は75ドルぐらいになっています。需給バランスから原油の高騰する原因を考えてみると、中東情勢が不安定であることや、中国やインドなど急速に発展し、世界的に原油の消費量が増えていることがあげられると思います。

適正価格75ドルと現在の価格114ドルとの差である40ドルはバブルと考えることができます。将来原油価格があがるだろうと見込んでの投機により価格が上昇している状態です。こうした上昇はあるレベルまではあって当たり前だと思いますが、限度を超えると、本来の価値を大幅に超えた価格がついているということになります。

そして、その大幅に超えた部分に経済がついていけなくなってきている状態です。原油の消費が落ち込んでいくことになります。

今後の原油価格は世界情勢や原油を取り巻く状況にセンシティブに反応し、上昇と下降を繰り返しながら、全体としては下降する方へ向かっていくのではないかなと思います。しかし、適正価格との大幅な剥離はまだ続くと思います。原油価格が高いうちは、そのほかの材料費も高い水準となりますから、物価はつりあげられた状態が続くでしょう。とにかく、今はじわじわと下がるのを待つしかないのかもしれません。あるところまでいくと、またドカンと下がるのではないかと思います。

円高になると原油の輸入価格が下がるので、円高になれば良いという考えもありますが、日本の経済発展の鍵は内需拡大にはなっていませんから、円高傾向が強まると多くの企業の収益が圧迫されることになります。すると経済は下降です。バランスが重要ですね。

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コメント

今日、運送会社がデモをやったというニュースが出ていましたね。原油価格の上昇はあらゆる業界に影響し、その影響は消費者にまわってきます。
全体のバランスを考えながら石油依存の社会から抜け出すことを考えないといけませんね。

投稿: toshizo | 2008年8月27日 (水) 01時18分

ふ~ん。難しいね。
それにしても、
漁にでて魚は取れているのに、
漁師さんの懐は赤字になるって、
おかしいよ。
大手スーパーが魚の値段を決めてしまって、流通に問題があるらしいけど。
漁師さんの話からだと、
原油をなんとかしなきゃいけないと思う。
働くって意味 政府は理解できているのかしら?。
汗水たらして働いているのに、見返りがないのはおかしい。

投稿: マダム | 2008年8月26日 (火) 08時52分

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原油にしろトウモロコシにしろ、少し価格が落ち着き、原油は120ドル/バレル前後、 [続きを読む]

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