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2007年12月10日 (月)

ステンレスが錆びにくいわけ

 流し台や調理器具に使われているステンレスは錆びにくいし、手入れも簡単なので、さまざまな調理器具に使われています。

 ステンレスは鉄を主成分とした鉄とクロムやニッケルとの合金です。一般的にはクロムが11パーセント以上含まれるものをステンレスといいます。ステンレスはステンレス・スティールの略です。ステンレスはステン(錆び)とレス(否定)で「錆びない」、スティールは「鋼」という意味です。実際には、ステンレスも手入れをしっかりしないと錆びてしまいます。むしろ「錆びにくい鋼」と言った方が的を射ているでしょう。

ステンレスの表面には、酸化クロムでできた化学的に非常に安定な極めて薄い酸化皮膜ができています。この膜がステンレスを腐食から守っているのです。ステンレスはクロムの量が多いほど酸化皮膜を形成しやすく、より安定になります。この酸化皮膜の形成に11パーセントのクロムが必要になるのです。

Stainless

錆に対してさらに強くするために、ニッケルを加えて、ステンレスの結晶構造を変えたものなど、色々な種類があります。ステンレスが錆びてしまったときには、ポリウレタンフォーム(スポンジの裏面)や目の細かいスティールたわしなどでこすって錆を取り除いた後、乾いた布で拭くと良いでしょう。

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