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2007年8月20日 (月)

交通信号の日

8月20日は交通信号の日だそうです。1931(昭和6)年8月20日、東京の銀座付近の34カ所の交差点に日本初の3色交通信号が設置されたそうです。

信号の色は緑・黄・赤ですが、この3色は世界で共通で、国際照明委員会(CIE)で定められた色です。航空関係などでは白や青の信号もありますが、CIEでは信号に使う光は赤・黄・緑・青・白の5色としており、それぞれの光の波長範囲や光の強さを定めています。

日本では緑信号は青信号です。昔は緑色の信号でしたが、最近の信号では青色が使われるようになりました。日本人は昔から青と緑を明確に区別する文化をもっておらず、緑のことも青と呼ぶことが多かったそうです。そういえば、ずいぶん前に亡くなった祖父も緑なのに青だと言っていたように思います。そんな感じですから、緑信号なのに、日本人は青信号と呼んだわけです。

近年は日本人も青と緑を区別していますから、緑色なのに青信号と呼ぶのに違和感が出てきました。緑信号が青色でないことはわかっていても、慣習で青信号と呼んでいたわけです。そこで最近の緑信号はCIEが規定している緑色信号の光の波長範囲の中で、なるべく青色に近い波長の光を採用しているそうです。それから色弱というのがありますが、一番多いのは赤と緑を区別することができない赤緑色覚異常です。そのことを考えても、より青に近い光を採用するというのは理にかなっているのではと思います。

下の写真はLEDではない信号機の青信号です。青か緑か・・・微妙です。

Fi1643102_1e

@niftyの語ろ具の8/20に信号の色の順番、左側通行と右側通行で違う?(交通信号の日 08/20) という記事が掲載されていますが、冒頭の「基本的な日本の交通信号機は「赤・黄・青」の3色ですが、これは光の波長が長く、見やすい色だからとのこと」という説明はちょっと適切ではないように思います。見やすい色は良いのですが、波長が長いからがよくありません。

赤・黄・青は波長の違いはありますがどれも可視光線です。可視光線の波長範囲は380 nm~780 nmで、おおざっぱに言えば、赤色は波長の長い方、青色は短い方、黄色は真ん中あたりなので、3色が波長が長いから採用されたという説明はちょっと変です。

よく言われるのは赤色光は波長が長いので散乱しにくく遠くまで届く(夕焼けと同じ現象)というところでしょうか。

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